論拠はもう一つある。まあるいことを証明するというあまりにも馬鹿げた、一部の人間にはこの論拠がまかり通っているということに驚きを隠せないのも事実ではあるが。
水平線を眺めていると遥か彼方から航行してくる帆船の帆が見えて、それから船体が見えてくる。なにやらどこかで聞いたような話ではないだろうか。それこそが地球が丸いという証拠だと。このような不確実なもの言いが世の中に幅を利かせていると言うこと自体が不思議でたまらないのである。
私のように病室からじっと水平線を眺める余裕があるとこのようなことを考えてしまうものなのかもしれない。考えはこのままでは終わらない。
いったいどのくらいの視力があれば遥か彼方の水平線に帆が確認できるのだろうか。また逆にいったいどのような大きさの船が水平線の彼方におれば目視できるのだろうか。
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