角房古墳(大分県)
宇佐風土記の丘の一員である。周堤が確認されているが残念ながら前方部を失った前方後円墳である。4世紀半ばから後半にかけて築造されている。宇佐風土記の丘には3世紀末期に築造された赤塚古墳から5世紀末期に築造された車坂古墳まで約100年のこの地域での営みを見ることが出来るものである。ゆっくり時間をかけて見学していただきたい。気持ちのいい風が吹き渡る風土記の丘だ。
角房古墳位置
当該ブログの記事は平成28年(2016)8月13日から16日までである。
前方部が削られている。
赤塚(3世紀末期に築造された前方後円墳で九州最古である。)福勝寺、免ヶ平、角房、車坂、これら4基の古墳は4世紀初頭から末期までに築造されている。それから100余年を経て6世紀初頭に築造された鶴見がこの地域最期となる古墳である。
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