北朝鮮後継者決まる？

先に地下核実験を行ったり、数発のミサイルを日本海に打ち込み兎角世界を相手に
示威行動が目立つ、北朝鮮が金正日総書記の次期後継者に三男の金正雲氏を指名したと言う。
これは韓国政府の情報機関国家情報院が公式確認したと言う精度の高い情報の様だ。
何でも先月北朝鮮が決定し在外公館に通達したと言われ若干疑問な点も有ると云う。
金正日総書記重病説等の健康問題も云々されて居ると言う情報も流れて居ます。
金正雲氏は１９８４年生まれで２５歳、亡くなった高英姫金総書記夫人の２番目の
子供で金総書記に一番性格や考えが似て居て、専ら金儲けと遊びに没頭する長男の金正男氏や身体を壊したと言う次男の金正哲氏を差し置いての指名らしい。
総書記の妹婿の張成沢国防委員長が後見者になり正雲氏への忠誠を誓わせたりして
着々と後継者の地位決定に動いて居るとの事です。
何でもこの後継者決定を受け北朝鮮はまた遠距離弾道弾ミサイルの実験を行うのではとの見方がある。
と同時に日本向け中距離ミサイル発射も準備して居ると言うブッソウな噂も囁かれて居ると言う。
これは、ハッキリしない米オバマ政権への脅しと、日本政府への挑戦とも取れます。
今国連は北朝鮮への懲罰問題で揺れて居ます。
ロシアや中国の協力が得られず、宙をさまよって居ます。
北朝鮮はそれを見越してのやり放題です。
後継者問題が解決して、北朝鮮の政治体制が変わればどの様な事が起きるか全く
予測がつきません。
金正日総書記の健康問題と合わせ、米国が北朝鮮無視の状態から対話に踏み切るか
それとも、対決に踏み切るか全く暫くは危険な状態が続きそうです。

麻生降ろし急浮上？

この処、民主党鳩山代表に交代してから、自民党内の流れが少し変化して来た感じがしてきた。
今回、自民党一部議員が総裁選の前倒しを求め署名運動を開始し、可成りの賛同者を得たと言う。
総裁選の前倒しは麻生内閣の倒閣運動ではない、麻生さんも立候補すれば良いものと強気の発言ですが、
明らかに麻生降ろしと推測されます。
この運動の裏には町村派の影がチラホラし中川元幹事長が糸を引いているのではと
言われるが勿論、本人は強く否定して居る。
首相サイドは慌てて町村派に働きかけ、もし署名が判れば処分も辞さないと引き締めに掛かったと言う。
おおもとには、民主党の強い政権交代の嵐に焦りを感じた若手議員や、自民党の
古参議員等が共に仲々解散出来ない麻生政権を見限ったとの噂が絶えない。
麻生内閣支持母体で、また自民党最大の派閥(？)である町村派と麻生首相との間には、
微妙なズレが生じて居る様な気がしてなりません。
小さい事では麻生氏の最側近の鳩山総務相がシャカリキに辞めさせようと動き回って居る
日本郵政の西川社長の引責問題です。
小泉郵政改革の落とし子の郵政の三井住友系グループ化に対し、生粋の郵政生き残りを推す、
鳩山総務相の対立の構図が見て取れます。
日本郵政の総会では國の執行機関として実権をもつ財務省の後押しで恐らく西川
社長は再任が決議されると思いますが、承認権を持つ鳩山総務相は意地でも拒否するでしょう。
現在、町村元内閣官房長官は、名指しで鳩山総務相を批判しています。
財務省と総務省の対立は閣内不統一の誹りを免れません。
そうなると麻生内閣も空中分解と言うシナリオも否定出来ません。
巷には８月２日の解散の声が専らの様ですが、恐らくこの様な麻生降ろしが公然と
出て来ると案外早い時期の解散もあり得るのではないでしょうか？