日々好日

さて今日のニュースは

医師確保事業の倍増か?

2009-06-30 10:18:31 | Weblog
医師不足による日本医療界の崩壊は今や寸前に来て居ると言われます。
今回09年度補正予算の目玉の一つに医師不足の解消対策があります。
國は補助事業として129億円を計上し、妊婦の緊急搬送拒否問題対策として新たに設けた
「緊急勤務医手当」や「分娩手当」等を各都道府県がいつせいに導入した。
また医師確保対策として、各都道府県は約220億円の事業費を計上する事となった。
昨年比で2・3倍と云う力の入れ様です。
この単独事業により、一定期間地元で勤務する事を条件に医学生や研修生への
奨学金制度の拡大を図る都道府県が、増加して来ました。
その他に、有給で自主的に研修が出来る期間を設ける等好条件で医師を職員として
採用し、医師の足りない地域の病院に派遣する「ドクタープール」制度を採用する
都道府県も出て来ました。
しかし是までの出産育児で離職した医師の再就職支援事業は可成り難航して居て
その存続が危ぶまれて居ると言う。
医師不足は思った以上に深刻で各都道府県医師不足解消のため専任の部署と職員を
配置し懸命に奔走して居ると言う。
中には現在の高校生に、医学部の進学を勧める活動をを行う府県すら出て来たと、言う。
また離島医療や緊急病院間の輸送手段として「ドクターヘリー」設置が急浮上して
来た様です。
ヘリを病院で所有する所から、民間業者に委託する病院等運用方法は様々の様ですが、
その機動性は大変なものが有ります。
私の地域でも、今回「ドクターヘリー」制度が始まると言う事で、関係病院では
ヘリポートの建設が進んで居ると言うので、間もなくサービス開始されると思います。
我が県では、今回新たに大学病院が二番目の緊急救命病院の指定を受ける様に準備
されつつあると言うので、少しずつ医療体制は改善されるのではないかと期待して
居ます。