日々好日

さて今日のニュースは

総裁選前倒し論急浮上か?

2009-06-22 18:55:50 | Weblog
今、国会は重要法案も成立し峠を越え、後残り少なくなって来ました。
処が、ここに来て急に自民党内で総裁選の前倒し論が現実味を帯びてきました。
町村派若手議員の山本拓衆院議員が先頭に立ち、会期終了後8月上旬に総裁選挙を
前倒して実施すべしと、実質的麻生降ろしを策動した。
すでに衆参院108名の賛同を得たと強気の発言です。
恐らく参院議員主体に、麻生首相に反感を持つ若手議員や、反対の位置に居る古老議員等で大体の顔ぶれは判る様な気がします。
総裁選を要求するには国会議員と各都道府県連代表431人のうち、半数の216名の賛同が必要とされています。
今回の山本議員はその半数の半分に達した事になります。
自民党の領袖達が躍起になって火消しに務め、党内の引き締めに掛かっています。
しかし動き出した石は止められないかも知れません。
山本議員の提案は、総裁選を前倒し、1ケ月首相と党総裁を分離し新しい総裁で 衆院選に臨むべしとの見解です。
当然次期衆院選後の首相指名選挙まで麻生首相続投を認めると言う事で麻生降ろしではないとの言い訳も用意されて居る様です。
しかし此処までせっぱ詰まった今なのか?謎は余りにも多過ぎはしないか?
麻生総裁の下では衆院選は勝てないと、自民党の是までの悪評を全て被って貰い
選挙に臨もうと言う下心がミエミエでどうも頂けない気がしてならぬ。
何故か覇権争いの匂いが一杯で、後ろで糸を引いている大物の高笑いが聞こえて、
来そうです。

バラマキ補正予算の行く先は?

2009-06-22 11:14:31 | Weblog
14兆円もの克ってなかった超大型補正予算は国会で承認され成立しましたが、
これは複数年度に向けての施策のため一部は46基金に4兆3600億円もの
巨額な財源がループされ小出しに使用される段取りです。
その内15基金の2兆円余りは、地方自治体向けで、環境。福祉。子育て。雇用。
等に振り向けられる。
また國からは景気浮揚の公共事業や雇用の掘り起こし等の、臨時交付金等があり
青息吐息だった各自治団体はこのバラマキ補正予算でどうにか一安心と言うのが、
実情ではないでしょうか。
是により各自治体は一般会計補正予算案が出来あがった様です。
何処も雇用創出や拡大に力を入れ、道路河川整備等の公共事業が大きく伸びています。
我が県内も、例年だと道路工事等は予算化され工事開始は8月頃から3月末に集中
して行われますが、今年は前倒しで3月から連続でアチコチの道路工事が目立ち、
車は相互通行のため止められると言う被害を蒙っています。
これは地域活性化・公共投資臨時交付金を各自治体が貰い前倒しを行って居るとか。
今回の各自治体の補正予算は、大半は國からの国庫支出金で賄い、不足する分は 
県債・市債と言う地方債で補填する様です。
これで、またまた地方の借金が増えて来た様です。
國も地方もタガがはずされた桶と同じで、無用の長物化した感がしてなりません。
國のアニメ舘に117億円ものムダ金が使われ様としていますが、地方でも学校の
教育現場に、余り用を為さぬ電子黒板とか、パソコンの増設や地デジTV設置とか
通信器具や家電商品販売に協力する様な施策が色々な名目で行われて居ると云う。
景気浮揚のためには國が地方がお先棒を担ぐ必要がある事は認めますが少々やり過ぎ
の様な気がしてなりません。