内閣支持急落

共同通信の全国緊急電話世論調査では一時民主党の敵失で奇跡的に持ち直していた
麻生内閣支持率が急落し１７%の危険区域に再突入した。
それと同時に政党支持率が、１９・８%と言う野党時代を除いて、自民党最低を記録した。
もはや、麻生内閣の命運を尽きるのか？急激に浮上してくる麻生降ろし、それに対し
「やぶれかぶれ解散」が現実味をおびてきました。
名古屋市長選挙。さいたま市長選挙。そして千葉市長選挙と立て続けに星を落とし
何と言っても日本郵政をめぐる鳩山元総務相の更迭が一番響いたようだ。
改革を急ぐ余り打ち上げた厚労省分割問題。郵政民営化問題にまた火を付けてしまい
収拾出来なくなった事。
骨太方針の概要が発表された折消費税１２%の案が浮上し、党内から集中砲火を浴びた事。
サミットに向け打ち上げた温暖ガス削減１５%宣言は、各界から袋叩き状態で、　外国からも、反対の声が上がる始末。なす事する事全て裏目に出てしまい、全く　オキノドクと言うしかありません。
援護するわけではないが、名古屋市長選の河村新市長は民主党の看板的議員でこれに勝つには相当の大物でないと、とても歯が立たなかったのではないでしょうか？
さいたま市長選は自民党を飛び出し、民主党色を鮮明に出した清水新市長が勝利しました。
これには自民党県連の内部分裂が大きく関係してると言う。
また千葉市長戦は収賄容疑で逮捕された前市長サイドから改革を呼びかけ副市長が
自公民推薦で立候補しました。
これに対し市民草の根運動を主体に若い３１歳の市会議員が当選しました。
結果論ですがこれも勝負は決まって居た様なものです。
民社党は是をもって政権交代が出来ると言って居る様ですが、「タナボタ」の要素が多分に見受けられる感じがしてなりません。
次ぎに鳩山氏の問題は確かに更迭はオカシイと言う同情論があるが、鳩山氏は謂わば「両刃の剣」で非常にアブナイ存在だと言う。
麻生首相に更迭を迫ったと言われる小泉氏は、そのあぶなさに気づき絶対、閣内には入れなかったと言う。
今になって更迭された鳩山氏が、更迭時の裏話を暴露し、麻生首相の足をぴっぱって居る事は周知の事実です。
今話題の、厚労省希望の星と言われた女性のエリート官僚がＤＭ偽証明書問題で
叩かれていますが、この影には政治家の影が見え隠れし、何か陰謀の匂いがします。
私も麻生内閣に全面の信頼を抱いて居る訳ではないが、少なくとも将来が見えぬ、
民主党よりまだマシの様な気がして、話しを独断と偏見で継ぎ合わせてみました。
麻生氏が九州男児で腹に一物を持つ様な人には思えない処が、気に入ったからでしょう？