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日々好日

さて今日のニュースは

オバマ大統領訪日を前に日米同盟進化強調?

2010-10-12 08:36:31 | Weblog
鳩山政権時代何となく日米関係はギクシャクして居たが菅政権になり日本からすり寄る傾向
が見えて来た矢先に尖閣諸島の漁船衝突事件が起きました。

是に対し米政府はノータッチの姿勢で日米安全保障の限界をしみじみ味あわせられました。

中国優先の立場を取る米国民主党としては当然の事で甘い日本の考え方の至らなさを思い
知らされたと云う事です。

処がこの頃は中国台頭が目に余るものがあり米国の国益に反するのではとの声で急速に
日米同盟の修復が出て来た様です。

特にオバマ大統領の訪日にあわせ、前原外務大臣は米国攻防次官補と会談し尖閣諸島は
日米安全保障条約の適用対象である事を確認しあって、今後海保の体制強化が必要である
事を認めさせ、日米同盟の進化に努める事を確認しました。

今月27日ハワイで行われるクリントン国務長官との前原外務大臣との外相会談では、

日米安全保障体制の強化。
自由貿易の推進。
日米人的交流を推進して日米同盟の進化を図る。

この三点について討議されるではないかとの事です。

米国も遅ればせながら、対中国で少しは日本に気配りしだしたかに見えます。

ただ余りにも中国の力は巨大化し過ぎました。
今面と向かって中国に対抗する気は恐らく米国にはないでしょう。

オバマ大統領に過大な期待が持てないが、さればと云って無視する訳にはいきません。

その辺りを考え日本がどう対処して行くか?
其れと沖縄普天間基地移設問題も未だ結論が出ていません。

そう言った意味ではオバマ大統領訪日は日本外交の正念場になりそうです。

付け加えれば日本が新幹線等インフラ輸出について、是は米国の雇用や経済発展に繋がるものと
して「トップセールス」を行っていますが今回のオバマ訪日を機に経済貿易面でも協議を行い
成果を出したいと云う思惑も多分にある様です。

兎に角米国オバマ大統領の訪日が待たれます。