日々好日

さて今日のニュースは

尖閣諸島漁船衝突映像公開について

2010-10-14 11:31:43 | Weblog
今、民主党政権内で妙な事が事が行われて居ます。

其れは尖閣諸島で中国漁船が我が国の巡視艇に衝突した現場写真公開についての議論です。

民主党議員の中にはこの衝突ビデオを公開すると折角落ち着いた対中国関係が悪化し改善不可能に
なる恐れがあるから公開すべきではないと強固に主張する議員が居ると言う。

是を公開すると反中国感情に火が付き収拾出来なくなると言うのがその趣旨です。

現在この件に関して日本メディアは、中国関係に配意してか全く沈黙してしまいました。
外国メディアが流した反中国抗議大会やデモの模様も日本のメディアは沈黙黙殺です。

中国の言い分は領海内に侵入した日本の巡視艇が中国漁船を囲み行く手を遮り衝突させて来た
と言う誠に手前勝手の言い分です。

其れが国際的に通用している現状をみると歯痒くてなりません。

其れを証明させる為にはぜひ真相解明が先決ではないか?
ここで変な気兼ねで将来に禍根を残す方が何だか危険の様な気がします。

日本の弱腰外交は、フジタ社員の釈放には保釈金を支払い、巡視艇に多大な損害を与えた
船長は無条件で保釈しおまけに迎えに来た中国機の着陸料もタダにしてしまう。

お人好しも此処までくればバカがつきます。

そのくせ、まるで遠くから格好だけ吠えて居る弱虫な犬の様な感じです。

確かに日本経済は中国に依存して居ると云っても過言では無い状況で、下手に騒ぎ立てれば、
損するのは日本だと云う論理も判るが其れでは日本の存在は何なんだとなる。

下手に反中国を煽る積もりは無いが「なすべき筋道」はちゃんと通して欲しい。

どう云う状況で衝突事故が起きたのか、国民にチャント示して欲しい。
又国際的にも日本の立場を証明出来る唯一の証拠です。

今国会では、公開を迫る自民党に対し拒否する民主党政権との間でどの様にするか模索中である様です。

肝心の証拠物件として抑えて居る沖縄検察は公開に対し消極的と言われています。

今回の船長保釈も日中関係を考え沖縄検察が独断で行ったと云って居ます。

何処の國の者か判らなくなった日本人が、近頃は増えて来た様でこのままでは日本滅亡も間近ではないか
と心配されて来ます。

来年度予算特別枠の政策コンテストへの動き

2010-10-14 08:04:48 | Weblog
民主党政権は野党から指摘された財務省主導の予算編成を打ち消しあくまで官邸主導の開かれた
予算編成を強調するために、来年度予算の特別枠の政策コンテストを企画して居ます。

昨日政策実施に向けて「評価会議」が玄葉国家戦略担当相のもと開催されました。

まず来年度予算の特別枠1兆円超の配分を政策に優先順位をつけ政治主導の予算にするため
広くパブリックコメント等を集め公開査定で順位を決めて菅総理が予算配分決定すると云う。

玄葉大臣。仙谷官房長官。野田財務大臣の他、関係副大臣や国民新党の亀井亜紀子議員等
9名のメンバーが決定しました。

政策コンテストの流れは今月19日まずパブリックコメントは締め切ります。
10月末までに外部の意見を集約して公表します。
11月に各府省からの要望を評価会議が事業目的や効果を公開して査定します。
12月上旬に優先度をA~Dにランク付けします。
12月中旬から下旬に菅総理が予算配分決定と云う流れです。

評価会議は既存予算の削減努力の足りない府省や、従来予算の看板の掛け替え等についても
厳しく査定する事としました。

問題は年末までに予算案の編成せねばならないが、果たしてこの政策コンテストの要望が
生かされるのか何か疑問に思えてなりません。

一応雇用創出優先で選定するとして居ますが、是が単なる「政治パフーオマンス」に終わらない
事を願うだけです。