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陸山会事件初公判小沢氏全面無罪主張

2011-10-07 09:01:30 | Weblog
小沢氏資金管理団体「陸山会」の土地取得に当たり購入費をめぐり小沢氏からの
借入金4億円を記載しなかったとして元秘書3人逮捕され後で有罪判決が出た。

小沢氏は、共謀の嫌疑がかけられたが、嫌疑不十分で不起訴になった。

是に対し東京第5検察審査会から2度に亘り起訴相当の議決が出され強制起訴と
なり、今回指定弁護士が検査官役で裁判が行われる事となった。

争点は小沢氏がこの収支報告書偽造記入に関与して居たかでした。

我々の常識では当然と思われても裁判では証拠優先です。
今回の裁判はこの状況証拠を唯一の拠り所として争われる事となった。

当然小沢氏は虚偽記載関与を強く否定し、検察の違法調査の調書に基づく起訴で
虚偽記載の事実も共謀も断じてないと否定しました。

その上私個人を社会的に抹殺する為の明白な国家権力の乱用と激しく批判した。

今回は問題の4億円については表に出せないゼネコンからの裏献金で現金で小沢氏が
所持して居た事は既に証明されて居ると言う事で裁判の争点にしないらしく、この点
がどうも我々の感覚とずれを感じます。

この裁判には沢山の奇異な点が指摘されます。

そもそもこの裁判が始まったのは第5検察審査会の二度に亘る起訴相当の議決です。

本当に国民の嘱託を受けての議決で其処に政治的意図がなかったかと云う事も云わ
れて居ました。

日本の政治に大きな影響力を持つ小沢氏を抹殺しようと云う大きな力が動いたと云う
事もあながちウソでは無い様な気もします。

反面堂々と大きな悪事が見逃されて行く政治の世界を少しでも糾弾して行こうと云う
動きを潰す事に力を貸してはならない。

問題は肝心の小沢氏が逃げまくって居る事です。

国民から選ばれた議員ですから疑惑が出れば国会で堂々と説明すれば良い事です。

悪い事はしてないので説明の要はないでは国民が納得しません。

恐らく今回の裁判でも証拠不十分でチョンとなる可能性が予見できます。

疑惑はチャンと晴らして貰わないと国民は益々政治不信に陥り政治は混迷度を
深めて行くのでは?