日々好日

さて今日のニュースは

動き出すか憲法審査会?

2011-10-23 16:51:22 | Weblog
自民党阿倍政権時代強固に反対して居た民主党が野田政権になり今度は
凍結されて居た憲法審査会を始動させた様だ。

野田政権は憲法改正案を審議する衆参両院の憲法審査員委員を今国会
冒頭の本会議で専任した。

憲法改正に必要な手続きを定めた「国民投票法」は阿部政権時代に既に
成立し3年後の昨年施行されて居ます。

今回憲法審査会委員が専任された事で、何時でも憲法改正原案が国会に
提出されれば審査会の議決を経手、国会が憲法改正を発議し国民に賛否
を問う体制が出来た事になります。

ただ憲法審査会の体制が整った事と即憲法改正と云う事ではない。

国民投票法が憲法改正の手続きを定めたもので是も即憲法改正とは、
ならないと云う事と同じものです。

阿部政権時代、与野党合意を無視して見切り発車した法律であるため
色々疑問の点も多いと言われて居ます。

まず国民投票法に最低投票率が規定されてないので規程が無ければ
20%以下でも過半数賛成が多ければ憲法改正が出来るのか?

また国民に賛否を問うのは憲法の条項毎か条文毎か規程されてない。

憲法改正と言えば直ぐ憲法9条の問題が持ち出されるが、憲法は何も
戦争放棄や不戦の規程だけではない。

勿論それが一番問題ではあるが、我々の権利や生活を規定するのも
憲法です。

その意味からも今後この「国民投票法」を今一度再審議する必要が
あるのではないか?