日々好日

さて今日のニュースは

どうなる汚染がれき

2011-10-10 08:44:16 | Weblog
東日本大震災から明日で7ケ月が経過します。

この大震災で出た夥しいがれきの山は災害復旧・復興の足を引っ張り邪魔物でしか
ありません。

特に福島原発事故で汚染されたがれきについては放射能汚染問題があってその処理
には課題山積しています。

被災地のがれき処理については、大凡の所は整理出来た様ですが、今だ手つかずの
地域も散在するとの話しも聞きます。

どうしても優先順序に従って処理するより方法がないので仕方無い事です。

がれき集積所に集まられた膨大ながれきをどうするか処置に困惑して居る自治体は
多いと聞く。

何をするもカネです。
各自治体はもう底をついて居ると言う。
早急な予算配分が待たれます。

今福島原発事故関係では放射能物質に汚染されたがれき処理や土地の除染問題が
大きくクローズアップされています。

國は年間被爆5ミリシーベルトを超える地域の除染が基本で、それ以下は各自治体が
自発的除染を行って居る状態です。

一応國も各自治体の要望を認めて来年度概算要求の中には7700億円を要求して居る
が果たして住民の要望に答える事ができるか?

政府は放射能汚染の疑いがあるがれきの集積所は国民が平等に分担しようと全国的に
がれき集積場を募りましたがいまの処東京都だけとなって居ます。

何処の県でも放射能汚染の疑いがあるがれき集積場提供となると二の足を踏みたく
なるのは道理です。

まして放射能汚染がれきの焼却灰ともなれば幾ら10万ベクレル以下と言われても断る
のが常識です。

皆から嫌われる放射能汚染がれきは焼却しても尚嫌われると言う厄介なシロモノです。

一体政府はどう責任を取って決着をつける気なのでしょうか?

衆院選挙制度改革は本気なのか

2011-10-10 07:46:30 | Weblog
衆院選での1票の重さについて最高裁判断で違憲の判決が通常化して居る
昨今ですが、国会は各党の党利先行で今だ先行きが見えません。

この問題は厳しい財政事情で議員定数削減問題とも関連し、公平に民意を
国会に反映出来るかと言う大きな問題も抱えています。

同じ1票が、2~3人分の権利を有すると云う事は異常と言えば異常です。

裏返して云えば幾ら沢山の人が反対しても少数意見が通ると云う事になります。
其れは其れとして良い事もあるが、総体的には多数決の原理からはオカシイ。

民主党は、現行の各都道府県に1議席を振り当てて残りを人口比率で配分する
「一人別枠方式」が格差に繋がって居るので廃止法案を国会に提出予定として
居ます。

民主党自民党は現行の「小選挙区比例代表併用制」の維持が前提となって居る。

是に対し公明党は抜本的改革で「小選挙区比例代表併用制」・「同連用制」と
「中選挙区制」の三案採用を主張しています。

また共産党と社民党は多様な民意反映には「比例代表制」中心しかないと
主張しています。

具体的民主党は「5増・9減」と「6増・6減」の2案と合わせ比例定数
「80削減」案を提示しています。

自民党も「ゼロ増・5減」案と比例定数「30減」を提示しています。

ただ現在の併用制は二大政党に有利で中小政党には不利です。

其処で立ち上がれ日本等は前の「中選挙区制度」の復活を望んでいます。

ただ我々が選んだ議員が半人前の働きしか出来ない場合は民意の反映も
ヘッタクレもあったものではない。

まずは数人前の力を発揮するスーパー国会議員選出が先決かも知れないね。