日々好日

さて今日のニュースは

普天間移設問題米政府に催促されさてどうする?

2011-10-18 08:30:45 | Weblog
先般野田首相とオバマ大統領の日米首脳会談の折年内にでも普天間基地移設の
方向性を示す様に強く要請された。

また米政府は政府高官を派遣して辺野古移設のための埋め立てを急がせ様と
しています。

是には米政府の思惑もあって日本の事情を酌量する余裕が無くなりつつある
事を窺わせます。

下手をすると米軍再編成に大きな支障を来し国益を損じると感じて居る様だ。

野田政権もこの事に大きな危機感を抱き米政府の圧力に屈した感のある見切り
発車に踏み切った様だ。

名護市辺野古周辺のアセスメントを年内に提出する様に沖縄県知事や名護市長
と会談して理解を求めた。

アセスメントは法律と県条例に基づき環境に影響を及ぼす恐れがある大規模事業
が具体化した段階で実施する様になっています。

今回これを行う許可を下すのは沖縄県知事です。

評価次第で大きく展望が変わるのでアセスメント提出は大きな意義を持つ。

一応日米では名護市辺野古周辺移設は合意事項とされて居るが、鳩山政権時代に
普天間基地移設は少なくとも県外か国外と公言して基地移設問題を混迷させた
経緯があります。

その後名護市市長も反対派の市長選出となり沖縄県知事も大きく態度を変えて
益々混迷を続けています。

こうなったからには少々の事では元には戻りません。

政府の中には何、多額の金を積めば何れ頭を縦に振って呉れると多寡をくくって
居る向きもある様ですが、事はそう簡単では無い様だ。

自民党政権が手に負えず先送りしてきた問題をシロウトの民主党が出来る訳がない
と云うのが専らの噂です。

さて野田政権はドウする積もりか?

米国政府は待った無しで今後迫って来る事が予想されます。

反対の決意が堅い沖縄県民に対し説得出来るか?

それとの発想の転換で国外移転を米政府に認めさせる事が出来るか?

年内に期限を切られているので最早先送りは出来ない様だ。

ただ米政府も辺野古移設に具体的進展を期待して居て即実施を要求して居るものでは
無いのが救いと云えば救いかもね・・・・