復興債法成立に明るい見通し？

第三次補正予算案成立に向けて全てお膳立てが揃い出したが肝心の財源確保となる
復興財源確保法案の成立が気がかりでした。

復興財源確保法案は復興債を発行して財源を確保したいと云う法案です。

問題は復興債償還期限で、これは増税期限と関連するので大きな問題です。

前原民主党政調会長は公明党に三次補正予算と同時提出の財源法案骨子を提示して
公明党に賛成を求めました。

公明党は償還期限を民主党提示の１０年を１５年に修正しされたのを評価しました。

またタバコ税増税も明示されて居たので是も了承する構えです。

これで大きな山場を超えた事になります。

自民党飽くまで建設国債同様に６０年償還に固執して居るが参院の状況から見ると
勝負はついたと見るべきでしょう。
しかし自民党が主張する復興関連予算の特別会計新設については、前原氏も１２年度
予算で検討する余地があると受け入れたとの事です。

自民党も公明党も基本的には第三次補正予算案を是認する方向に向かい、是で成立する
可能性が高くなりました。

所得税臨時増税期間も１５年となり、タバコ税増税も成り行き次第では所得税の家計に
影響する１年分負担額は軽減される見通しです。

その分負担期限が長くなるので賛否両論が出て来ると思われます。

政府与党は臨時増税を１１兆２０００億円と弾いて居ます。

このため２０１３年１月から１０年間４％上乗せし、タバコ税を国税は１０年間。地方税
は５年間それぞれ１本当たり１円計２円の増税を予定していました。
また個人住民税も１４年６月から５年間に年５０００円引き上げる予定でした。

これが今度の所得税臨時増税期間延長でどうなるのか？

詳しくは是から審議されると思いますので国民は待つしか方法はありません。

兎に角一日も早く成立させて被災地を安心させるがまずは優先されるべきだと思います。