日々好日

さて今日のニュースは

野田首相の近いうちは一体何時?来年夏衆参ダブルもありか?

2012-11-06 10:13:25 | Weblog
三党首会談で野田首相の近いうち解散すると約束した事で急転直下消費税増税法案は
成立可決しました。

処が近いうちは仲々やって来ません。

野田首相側は、公債法・1票格差是正法案・国民会議早期設立、が出来た暁と言うが
一向にその兆しは見えません。

一つには自民党が人質にとった公債法は首相が解散を確約し無い間は成立阻止すると
言う戦法をとったためとも言われています。

一方首相も、此処で解散を約束したら民主党が崩壊する危険がある事と、総理大臣の
持つ解散権をそう易々と野党の要求通り放したくないと言う意地があります。

お互いの意地のぶっつかりで、被害を受けるのは國であり我等国民です。

地方交付税の配布延期で各自治体は悲鳴を上げています。

財源枯渇寸前で、政策実行に支障が出て来て我々国民にも深刻な影響が出始めました。

少しは常識がある議員も居たのか、早急に公債法だけでも成立させて財源確保しよう
と言う動きが出てきました。

自民党もようやく公債法成立に容認姿勢を変えた様です。

それでも解散優先の態度崩さない自民参議院議員は公債法賛否は、欠席か棄権と言う
あくまで反対意志は貫くと言う事になりそうだ。

これでどうにか公債法成立の目途は立ちそうです。

しかし選挙制度改革となると、相当の月日を要します。

そこで、来年夏衆参ダブル選挙と言う話しが出てくるらしい。

自民党や前原国家戦略担当相は年内解散間違いなしと断言して居ますが、どうもそれは
無理な話の様でもあります。

問題は来年度予算案編成です。

自民党一刻も早く政権を手に入れて自分達の来年度予算案を作成したい意向です。

来年度予算案編成のリミットは年内です。

これからしても年内解散には相当無理があります。

しかし今の民主党の状態から言うと来年春の通常国会まで持てれば上出来という状況
ではないかとも思われます。

さてシロウトの予想が何処まで当たるか?

大学設置不認可の波紋

2012-11-06 09:11:10 | Weblog
田中真紀子文科大臣がやらかした、文科相の諮問機関「大学設置・学校法人審議会」の
認可を、一転して不認可とした事は簡単に片づかない問題に発展する可能性が高い。

是まで要求されて来た審議会の厳しい審査をパスして、何等問題無いものとされて居た
のが文科大臣の一声でひっくり返るとは誰も予想していなかった事です。

その最大の理由に、これ以上大学を増やすと質が落ちて学生の就職にも影響すると言う
単純な事らしい。

大学開校に向けて準備して居た受験生や新設大学側・自治体は大学不認可発表で大騒ぎ
となった。

既に開校するため巨額な金額をつぎ込み、講師や教授達を集めて、生徒募集するばかり
となって居たのに鶴の一声で全てパアーです。

この不認可になった、札幌保健医療大学・秋田公立美術大学・岡崎女子大学にとっては
驚天動地の決定でその対応に頭を痛めて居るとか。

何れも文科省を訪れ不認可撤回を求め其れが叶わぬ時は訴訟等法的手段を考えて居るとか。
またまた野田政権に頭の痛い問題が起きた様だ。


藤村官房長官は最終的認可権は文科大臣にあって審議会は文科大臣の諮問機関でしかない
ので問題はないとコメントしています。

しかし事はそんな簡単な事ではない様です。

根っこには、田中文科相の審議会不信感があって、審議会の存在を否定しかねない問題も
含み、事は面倒です。


是まで審査会が不認可した案件はあった様ですが審査会が認可したものを不認可にした
事例はこれまで全然なくそんな意味からも特異な事です。

現在4年制大学は全国で、国公立が181校。私立が599校合計780校が有ります。

是まで地元の要望で創立された大学や金儲けのため出来た何とも判らない大学が相当数
混在して居るのも事実です。

今や大学進学は義務教育の延長で就職するための最終学歴とさえ言われます。

又余りの大学の乱立で学生の奪い合いや定員割れで大学統廃合が進んで居る事も事実だ。

少子化の時代に、これ以上の新設大学は不必要と言う説も説得力があります。

だからと言ってこの段階での不認可は、少しむごすぎる感あります。

大学に何等落ち度が無く単なる文科大臣の気まぐれでな済まされない問題です。

専門家の間では、もし訴訟になれば不認可した文科省が敗北するだろうと予測する人も
居るとか。

もし訴訟で破れてもその頃には田中美紀子氏は全然関係ない所にいるでしょう。

是じゃ文科省役人も大学側も堪ったものではない。

本音を言えば、余命幾ばくもない野田政権の「最後ッ屁」ともとれ大変迷惑な事ですね。