日々好日

さて今日のニュースは

急遽叫びだした民主党幹部の中道路線・何故だ?

2012-11-11 09:54:31 | Weblog
衆院選は年内だ、年明けだ、いや来年夏の衆参ダブル選挙と噂が乱れ飛ぶこの頃ですが、
此処に来て、急遽民主党幹部が来るべき衆院選に向けて民主党中道路線を叫び出した。

民主党は、結党当時基本理念で民主中道で新しい道を創造するとしました。

しかしその後色々な経緯で、野田首相は武器輸出三原則緩和・集団的自衛権行使議論の
容認等現実路線を選択しました。

そして今年8月諒承された民主党綱領原案では民主中道の表現は削除されたばかりでは
なかったか?

処が野田首相自ら「極論の先に真の解決は無い明日への責任を果たすのは中庸とすべし」
ともっともらしい中道路線を強調し出しました。

又岡田副総理も次の衆院選は、中道リベラル勢力を結集した民主党か、保守勢力代表で
ある自民・公明党や石原新党・第三極勢力の日本維新の会等との路線選びとなると言明。

安住幹事長代行は民主党中道路線は、石原新党等とは外交・安全保障問題で異なる路線で
有る事を強調した。

細野民主党政調会長は、右傾化が目立つ政界で中道路線の民主党の役割は大きいと表明。

益々右傾化を強める安倍自民党総裁・徹底的右傾化を出す石原新党・第三極勢力として
どちらかと言うと右よりの姿勢を示す橋下日本維新の会代表。

脱原発。自衛隊反対・憲法改正反対等を掲げる共産党や社民党等の左翼勢力。

その中道路線が民主党だと言う事を鮮明にアッピールする狙いではないか?

しかし其処には明らかな選挙対策の匂いがしますね。

現在の民主党は現実路線を選択して居て、保守勢力の自民・公明とは余り差違がない。

またそうでないと今の厳しい政界で政権を維持して行けないのが現実です。

次の選挙では右傾化した路線を選ぶか?それとも現政権に今後とも将来を託すか?
思い切って第三極勢力を選択するか?

いよいよ我々にその選択を迫る時が近づいて来た様ですね。


出し渋る自治体への国民年金事業費等

2012-11-11 08:24:06 | Weblog
現在国民年金事業は各市町村が運営して居るが、難病患者医療費助成・国民年金事業
の各種受付事務をする自治体の人件費は、國が支払う様になって居る。

処が難病患者負担助成は國の予算不足を理由に原則として國と都道府県が半額ずつ
出し合う様になっています。
2011年度事業費では1186億円に対し國と地方は593億円ずつ出す筈でした。
処が國は277億しか拠出せず、地方が316億多い909億円支払う羽目になった。

又国民年金事業の各種受付事務の人件費についても、半額しか貰えない自治体が大多数
との事です。
単純計算で地方自治体の超過負担分は年間200億円と推定される。
全国市長村長会は厚労省に適正交付を要請した処役人の得意な言い逃れで、超過負担か
どうかは調べないと判らない言って居るとか。

この他にも国民健康保健加入者の高額医療費の市町村負担金を國が助成する様になって
居るが、その交付金捻出に別の市町村向け交付金を年間600億円も減額して居る事が
判りました。

国としても何とか医療費関係等で辻褄を合わせようと苦労して居るのは判るが、其れが
地方自治体の犠牲で行われる事は問題です。

政府は出来るだけ地方交付金を減らそう減らそうとかかり、必要なものまで減額の対象と
なって居る様で大変残念です。

本来國が負担すべきものを、自治体ひいては我々住民に負担を強いるものではないか?