日々好日

さて今日のニュースは

解散の陰で国民年金減額法案成立か?

2012-11-15 09:51:17 | Weblog
国会は解散総選挙騒動で大騒ぎしていますが、衆院厚労委員会では年金特別水準
解消し年金を減額する国民年金法改正案が民主・自民・公明三党多数で可決した。

現在支給されて居る年金は、過去の「物価スライド特例措置」に較べて、年金が
2・5%高い「年金給付特別水準」となって居るとか。

今回年金給付を負担する現役世代の負担軽減と予算の削減のためこの2・5%高い
特別水準を来年10月から2015年4月に駆けて3段階で解消する事となった。

財務省側では特例水準で支払われる年金は累計で7兆円強が過払いと見て居る。

しかし引き下げ時期が当初法案作成時より1年遅れで更に1兆円が過払いとなると
弾いて居る模様。

是年々増大する社会保障費の削減と言う大きな政策の一環でもあるが、どうしても
弱者イジメとなって来ています。

高齢者にも応分の負担。現役世代の負担軽減と言う大きな流れの中での法改正
とは理解して居てもどうしても年金生活者には大変な打撃を受ける事となります。

現在でも年金受給者は年毎に僅かではあるが減額されて居ます。

其れが積もり積もってここ3~4年の間に万円近くの減額となって居ます。

是がさらに減額される事になるのです。

日本の財政危機は良く判るが、巨額の国費が浪費されて居る事を聞くと矢鱈腹が
立ちます。

なぜ我々にしわ寄せが来るのか?弱い立場の人から搾取するのが一番安易なの
だからだと、邪推したくなってきます。

是はお年寄りのグチかも知れませんが、國の財政はもっと厳正に運用して欲しい
ものですね。



明日解散・来月4日公示・16日投開票決定か?

2012-11-15 08:10:45 | Weblog
昨日行われた党首討論での意外な展開は、明日解散・来月4日公示・16日投開票で決まり
そうですね。

それにしても急転直下年内解散がまさか行われるとは誰も予想だにしなかった事です。?

解散総選挙を迫る自民党の猛攻に屈したとの感があるが、野田首相は此処が勝負処と決意
一か八か勝負に出たとも推測されます。

野田首相は是まで党内結束優先で解散先延ばしして来たが、安倍自民党総裁等のシッコイ
攻撃と、世論の動向にこの辺が決め処と判断したものと推測されます。

また前日行われた民主党常任幹事会が、党の総意として年内解散反対・強行すれば野田降ろ
しと言う状況になった事も大きく影響する様だ。

この儘解散先延ばし派に同調すれば、いずれ自民党から内閣不信任案提出、党内からも反旗
を翻す者が出て可決されて総辞職・解散・総選挙と言う最悪のシナリオになりかね無い事。

また自民党の言う様に解散確約すれば、民主党内から野田降ろしの嵐が巻き起こり不本意の
儘退陣に追い込まれそうな状況となった。

謂わば絶対絶命に追い込まれたとも言えます。

ここで一縷の望みを託し大博打に出たとも思われます。

自民党にかねて念願の定数削減を確約すれば、16日解散すると大見得を切った。

これで正面の敵を倒し、返す刀で後ろから襲いかかる味方も切ると言う大勝負に出た。

しかし問題はまだまだ山積して居て果たして是でよかったのか疑問です。

一応最優先の特例公債法の成立の目途はたったがまだ成立していません。

3点セットの衆院選制度改革関連法案・国民会議の早期設置問題はまだハッキリした目安
は付いてません。

年末は来年度予算案編成の大事な時期ですこの時期に解散総選挙とは如何なものか?

東日本大震災復興はこれからと言う時期に解散総選挙では被災民の願いを逆撫でするのでは?

そう言った色々の思いを込めて解散総選挙が大きく動き出しました。

いずれにしても、私達の民意を国政に反映出来る絶好の機会です。

しっかりと選ばねばならないと思います。