日々好日

さて今日のニュースは

果たして安倍自民で大丈夫?

2012-11-20 07:31:59 | Weblog
衆院選は今だ公示もまだだと言うのにマスコミはもう自民党圧勝は間違いないとの
報道が一人歩きしています。

実際共同通信が行った衆院選への関心度や政党支持傾向調査の全国電話世論調査では
断然自民党が民主党の倍以上の結果が出ました。

マスコミは事以上に、民主党離党者が出て居る様にくり返し報道しています。
良く見ると同じ人の離党が何回も報じられて居ると言う事もある様だ。

首相にふさわしい人の調査では、安倍自民党総裁が35・0%で、意外に野田首相
32・1%と言う結果が出て居ます。

何やかや言われながら野田首相続投の声はまだある様ですね。
問題は其れを支える人が居ないと言う事の様だ。

安倍自民党総裁の信条、右傾がかった愛国心と危惧する向きも有ります。

先般尖閣諸島に関連した過激発言で経済界が対中国関係を心配するコメントを出して居た。

日米同盟の強化は良いが、両国関係の修復はいささか的外れの感がある。

確かに鳩山政権当時は日米関係がぎくしゃくして居たが、その後は比較的着かず離れずで
適当な間隔での付き合いで、丁度良いのではないか。

余りにも米国一辺倒は、米国の要求を全て呑む事にもなって余り好ましい事ではない。

安倍氏の弱点はどうも外交面だけでなく経済面でも非常に危うい処があると指摘する向き
もあります。

安倍氏が主張するのは、デフレからの脱却と経済再生が大きなテーマーです。

其れは現在の日本経済が求めて居る事ですから大いに結構です。

だがその遣り方手法に少し問題があるのではと、指摘する専門家も多いとか。

安倍自民党総裁はデフレ脱却に極端な金融緩和への圧力を主張し、巨額なインフラ投資を
提起しています。

民主党が行って居る日銀の金融緩和は手ぬるいとし、無制限の金融緩和・国債等の引き受け
等日銀の金融政策強化を迫る公算が大きい。

又巨額なインフラ投資で補正予算を組む事を提起しています。

現在民主党が行っている政策では円高傾向が改まらず、一向に経済再生が捗らないと言う
焦燥感があると推定されます。

しかし日本経済は、世界経済や政治次第で揺れ動きます。

欧州債務危機等が円高を作り、日中関係等が、日本経済に大きな陰りを落とすと言う現実
があります。

原発関係で日本産業の空洞化が心配され、益々企業海外流出が進み、雇傭悪化の傾向にある。
又TPP問題は大きく日本の経済構造を変える問題でもあります。

どうも安倍総裁は経済再生を急ぐ余り、財政再建や経済構造改革を遅らせるのではないかとの
危惧の声も有るやに聞くとか。

専門家は何やらゴチャゴチャ理屈をこねて居たが我々シロウトには理解できません。

安倍氏は、国民の関心事のTPP問題や財政再建には蓋をして専ら「住みよい日本を作ろう」
と言う大衆受けのするスローガンで通す意向の様ですね。