日々好日

さて今日のニュースは

迷走する第3極勢力

2012-11-24 19:26:34 | Weblog
民主・自民党に対抗出来る第3極勢力になろうと、まず民主党離党の小沢氏が
「国民生活が第一」と判りにくい新党を作りました。

小沢新党は統治機構改革で同じ主張の維新の会と連携する構想でしたが橋下氏
に嫌われてしまい、鈴木宗男氏の新党大地新民主と連携を持つ事になりました。

東京都知事を辞任し国政復帰を目指す石原氏が「たちあがれ日本」を解党させて
「太陽の党」と言う新党を作り第3極の結集を呼びかけました。

是に応じたのが名古屋市長の「減税日本」です。

減税日本は解党し「太陽の党」に合流しました。

石原新党は更に日本維新の会との合流を試みたが、橋下氏は減税日本と絶縁
しない限り合流はあり得ないと突っぱねた。

其処で合流したばかりの「減税日本」をばっさり切って「太陽の党」を解党し
「日本維新の会」に合流してその代表となりました。

「日本維新の会」も石原新党の主張に合わせて大きく模様変えしました。

橋下氏は今度はみんなの党との合流を画策したが、渡辺氏は今度は、太陽の党
を切らなければ解党合流はしないと突っぱねています。

一部選挙区で競合する所があるので、それではジャンケンポイで勝った党が
候補者を立てようと相談を持ちかけているらしい。

全く選挙民を愚弄するにも程がある。

まさか此処まで維新の会は腐って居るとは思わなかった。

是では自民党や民主党以下ですよね。

流石に「みんなの党」の渡辺代表は首を縦にふらなかったらしい。

勝つためには何でもアリでは国民は付いて来ません。

あれだけ高邁な理想を掲げた維新の会ですが、遣ることは是までの政治家
以下とは情け無い。

日本維新の会に嫌われた減税日本は、民主党を離党した山田元農相や亀井氏
と一緒に「反TPP・脱原発・消費増税凍結を実現する党」と長ったらしい
名前の新党を結成しました。

どうでも良い様な政党の様に思えてなりません。

そして小沢新党と連携をする事になった模様。

これで第3極は大きく橋下・石原体制の日本維新の会に対し、小沢新党との
対決となった様です。

恐らくみんなの党も日本維新の会と部分的提携は結ぶと思われます。

しかし是では民主・自民には到底太刀打ち出来ないでは?

恐らく過半数は二大政党が占めるでしょうから、幾ら民主党を喰うかにかかって
居るようですね。

右傾化する自民党。逆風で苦闘する民主党。迷走する第3極。

是では何時まで経っても日本の政治は良くならないのでは・・・

安倍自民党が掲げた国防軍創設早くも問題提起

2012-11-24 07:58:26 | Weblog
自民党公約は、憲法改正して一歩進めて国防軍創設まで踏み込んで居ます。

是に対して民主党野田首相は実現性に疑問を示しました。

安倍総裁は民主党のマニフェストが実現出来なかった事を反省した上で批判して貰いたい
と妙な理屈をこねた。

まあどっちもどっちですが、国民としては其処までやるかと言うのが本音です。

国防軍創設となれば本格的再軍備開始となりますのでそれ相当の覚悟が国民に強いられます。

根幹には今までアヤフヤにして来た集団的自衛権問題があります。

自国と密接な関係がある国例えば米国が外国から攻撃を受けた場合、自国が直接攻撃されて居ない
にも関わらず加勢しなければ不可ない義務とでも言うか、権利の事です。

イヤが応でも戦争に巻き込まれて行く可能性が大きい。

では日頃は米国の核の傘の下でぬくぬく守って貰って居て米国が攻撃され大変な時、俺は知らぬで
黙って居られるかと言う問題があります。

是までは基地提供とか側面からの支援と言う形で何とか面目を保って居たの言うのが実態です。

処が米国もそんなに甘くはない、応分の対応を迫って来て居ます。

共同作戦参加とか、派兵がなし崩しに行われて居る様です。

日本のMD戦略はすでに米国のMD戦略の一翼を担って傘下に入って居ます。

自民党が今回選挙公約に挙げたのはこの様な事を考慮してと思われます。

ただ今回野田民主党党首は批判的立場をとって居るが基本的には外交と安保には与党・野党も
ないと言う立場で憲法解釈は変えないが集団的自衛権は容認する構えの様だ。

公明党大体この様な考えで集団的自衛権行使は今の解釈が妥当とし安倍自民党には批判的だ。

勿論社民党・共産党は真っ向から反対で護憲・安保破棄の立場です。

米国は日本の右傾化を歓迎し財政的面で国防費大幅削減が迫られその分日本に負担を迫って居る。

基本的には日本の流れは民主・自民とも大きく右へ流されて居ると言えます。

ただ遣り方の違いだけが大きくクローズアップされ問題視されて居るのではないのか?

国民はそこの処をハッキリ見極める必要があるのでは・・・