日々好日

さて今日のニュースは

保育所増設か児童安全優先か?

2015-05-06 07:05:35 | Weblog

女性の社会貢献が叫ばれ安倍首相は経済成長には女性の力が必要と
持ち上げて色々の政策を打って居る様です。

が女性が働くには子どもを預かって呉れる保育園等の充実が先決問題
と言われています。

が現在色々の制約で保育園等は充分とは云えず待機児童問題がある。

保育所等は面積・保育士の数等國が定めた設置基準があり、都道府県
知事の認可を得た施設が國や自治体から財政的支援を受けます。

この様な認可保育園の他に、保護者から徴収する保育料で運営する
認可外保育があります。

現在認可保育園等は2万4千ケ所。認可外が7900ケ所だそうです。
こに他に劣悪な保育園が相当数あると言う。

処で今日的問題として保育所でのこどもの死亡事故が増えた事です。

これは認可に如何を問わず起きて居る様です。

保育中はどうしても全員を見る事は不可能に近くどうかした時事故は
起きて居る様です。

保育士不足や保育士の経験不足等色々の問題がありそうです。

今年4月から始まった安倍政権の新政策「子ども・子育て支援新制度」
は認可保育園・私立幼稚園・認定子ども園に対し、死亡・重傷事故が
起きたら自治体への報告義務を課しています。

がしかし事故検証方法が決まって居ません。
又認可外施設等には法的義務はなく空文化の恐れが指摘されます。

保護者としては少し危なくても兎に角預かって呉れる所が欲しいと言う
のが本音かも知れません。

児童安全優先で認可規制を強くするか、それとも待機児童解消を優先
させるか?

今後の子どもの子育て支援問題で問題点になりそうですね。


転機に立たされたアジア開発銀行AIIBとどう対抗するか?

2015-05-06 06:10:52 | Weblog

中国が先進国主導の世界金融システムを打破しあたらしいシステム作りを
するとしてアジアインフラ投資銀行構想をぶち上げて忽ち5大陸の57ヶ国
の賛同を得た。

日本・アメリカ主導のアジア開発銀行の67ケ国に迫る勢いです。

意外だったのは先進国で米国と盟友関係の英国がまず賛同して雪崩を打って
AIIB賛同の表明が起きた事です。

現在アジア開発銀行構成国67ケ国の内42ケ国がAIIB創設メンバーに
なって居ます。

AIIBの中心的役割を果たす中国のこれまでのインフラ開発は大量の中国製
資材を投じ、賃金の安い中国労働者を多数送って、短期間でインフラを完成
させる手法をとって来た。

其処には環境破壊とか開発国の利益は無視され中国のための開発と言う
色合いが強いものでした。

当然インフラ開発にはつきものの、橋や道路の維持・補修管理については
見てくれないと言うのが実情です。

しかし言う通り早くインフラ開発を遣って呉れる中国は開発される側にとって
有り難い事です。

アジア開発銀行年次総会がアゼルバイジャンの首都バクーで開催された。

今後どの様にこのAIIBに対抗して行くかが議題となった。

アジア開発銀行の資本金は1531億ドル、AIIBは500億ドルで発足予定。

今回の総会で既存の基金を資本金と一本化する事で17年から融資枠を
最大で1・5倍の200億ドルに増やす事に決定した。

近い将来、加盟国に増資を求め、増資で貸し出し能力アップし途上国の
インフラ整備を加速する事としました。

現在の出資比率は日本が15・7%・米国15・6%で両国が最大出資国。
中国は6・7%・インド6・4%でしかない。

問題は増資の際AIIBの中心的中国やインド等新興国が素直に従うか?
新興国等の出資比率や議決権はどうするかと言う事になる。

国連負担金でも言える事ですが、中国やロシア等は、出す金は惜しみ
発言権だけは強く、大きな顔をして居ると言う事です。

開発途上国のインフラ開発を中国の思い通りさせないためにもアジア
開発銀行・世界銀行・IMFにがんばって貰わねばなりません。