経済成長と同時進行で財政健全化をはかると云う綱渡りを遣って居る
安倍政権ですが、巧く行けば拍手喝采となるが、もし失敗すれば、なお
最悪の事態になる可能性が出てきました。
二兎を追わば一兎も得ずと云う譬えもあります。
首相官邸内では、経済成長で税収を期待して財政健全化を目指する
甘利経再担当大臣と、歳出削減で財政健全化を目指す麻生財務相。
政府は2020年国と地方のプライマリーバランスを黒字化する目標を
掲げて居ます。
処が現在もし実質2%の経済成長があっても9・4兆円の赤字が残る
と推定されるとか。
歳出削減は景気失速につながるので成長優先を主張。
財務省はこれまでの歳出改革継続で8兆円赤字削減実現可能。
入りを増やすか、出を減らすかの問題ですね。