日々好日

さて今日のニュースは

東九州自動車道開通に向け土地収用法発動される

2015-05-24 09:08:09 | Weblog

東九州自動車道は北九州と宮崎間で未開通区間があって工事が進まず
開通出来ないままです。

未開通区間にあるミカン農園1・6ヘクタールの土地の所有者が道路が
通ると農園が分断され経営が困難になって来るとの理由で強固に反対

農園主はNEXCO西日本との交渉に応ぜす、支援者にミカンの所有者
になって貰い数で対抗する手法を取りました。

NECXCOも県に対し土地収用法発動を要請しました。

県収用委員会は今年1月土地の明け渡しを裁決しました。

ミカン農園主の所有権は22日で消滅しNEXCOに移りました。

裁決は建物撤去期限を7月22日としています。

此に対して大規模公共事業の理不尽さを訴え2年前にか國に対して
建設許可取り消しを求めて訴訟を起こした。

また今年の4月には県収用委裁決取り消しを求める訴訟を福岡地裁
に起こし何れも係争中です。

NEXCOは飽くまで農園内を含む椎田南~豊前間7・2キロ開通を
強行する構えです。

今回は土地収用法が発動されても即効力発揮は難しい様です。

国家権力に立ち向かう非力な国民と言う構図は勇ましいが東九州
自動車道開通を1日も早くと願い人々にとっては全く迷惑な話です。

九州では克って山主が國の公共事業に反対し一人でお城を造り
何年も反対闘争をした事がありましたね。

しかし国家権力には叶わず敗北した経緯があります。

地主にとっては本当に理不尽な事です。

ある日突然國が自分の土地を取り上げるのですから、金の問題では
ないと言う気持ちは理解できます。

が言い分を聞いて居ては自動車道等出来ません。

ここの処が難しい事です。

この様な悲劇は今後開発が進むにつれて多く発生する事でしょう。

もっと國は計画を立てる前に住民を交えた話合いを徹底させるべき。

余りにも一方的な國の遣り方は反発を招くだけではないでしょうか?

 


太平洋島サミット対中国で焦りの日本防災・人材で対抗

2015-05-24 07:35:47 | Weblog

太平洋島サミット首脳会議が福島県いわき市で開催あれました。

太平洋の島々の國は比較的親日国が多く是まで日本のホームグランド的
考えでしたが、近年中国が太平洋覇権を目指し島々を訪問し金銭的支援
を約束して来だした。

中国習主席はサモア・ミクロシア諸島・フィジー等訪問し2400億円の支援
を約束して来た。

日本もウカウカして居れない状況となりました。

今回いわき市で開催された太平洋島サミット首脳会議基調講演で安倍首相
は参加国に対し、今後3年間の財政支援として550億円以上を醵出すると
表明し、中国を念頭に力に依る威嚇や行使は許してはならない。
太平洋を平和で豊かな海にしたいと力説しました。

サミットは、海面上昇等地球温暖化対策を含む、環境分野での協力強化等
を盛り込んだ「福島いわき宣言」を採択し閉会しました。

防災面では専門家育成に向け4千人規模の人的交流を進め連携強化で
地域での影響力を確保する。

温暖化対策では発展途上国支援の「緑の気候基金を通じ取り組みを後押し
する考えを説明した。

日本にとって太平洋は国益を左右する地域ですから中国の思い通りさせて
行く訳には不可ません。

是非日本も踏ん張って太平洋の平和のため頑張って戴きたいものです。