日々好日

さて今日のニュースは

問われる民あっての國か、國あっての民か

2015-05-09 08:44:14 | Weblog

日本は今安全保障関連で大きく国論が割れて居ます。

根本は憲法改正問題ですが、不戦の誓いを掲げた日本国憲法は世界に
類を見ない究極の平和憲法です。

ただこの厳しい世界情勢の中でこの憲法だけで日本が生き延びて行ける
かが今問われています。

現在日本はこの憲法を解釈のしかたで巧く誤魔化してどうにか遣って来た。

軍隊で無い軍隊の自衛隊、交戦力を持たないが自衛権はあるとした自衛隊。
しかし自衛隊は世界でも有数の設備と防衛費をさいて国土防衛に当たって
います。

其れはムダだと言うのは日本を潰したい勢力の口車に乗った売国奴だと
言う極論すらあります。

政党名を挙げれば都合が悪いので敢えて挙げませんがそれはおのずと
判ります。

ここで問題になるのが、民あっての国家か?国家あっての民か?と
言う事です。

憲法改正でまず緊急事態の条項を憲法に明確化する事が検討されて居る。

大災害や他国から攻撃された時緊急事態として、國や総理大臣が大きな
権限を持ち対処すると言う事です。

そうなったら個人の自由は一時凍結で国家のため捧げると言う事になる。
其れでは過去の過ちの再現ではとなる。

では国家が作動しなくなれば民はどうなるかと言う問題が起きて来る。
国家に守られない民は悲惨なものと言うのは歴史が証明しています。

我々が何不自由なく暮らせるのは、国家に守られて居るからとも言えます。

処がそれは当たり前でもっと個人として自由で開放された生活を過ごし
たいと言うのも理解できます。

戦争の無い世の中は有り難いが世界はそう甘いものではない。
何時戦争が起きてもおかしくない時代です。

日本が生き延びるには様々の課題が課せられます。

そこで改めて問う、民のための國か?國のための民か?

一見ばかばかしい問いの様ですが、大変重要な問いとも思えますね。


上場企業3月期決算円安追い風海外事業好調

2015-05-09 08:15:34 | Weblog

上場企業の15年3月期決算発表のピークを迎え約340社が業績発表した。

円安が業績を分けた様で、海外事業が好調な、自動車・電機は純利益が
前期比で増益が続いて居ます。
特にトヨタは純利益が2兆円の大台に乗り新たな工場建設に取り掛かる。
16年のトヨタの設備投資は1兆2千億円になる模様。

内訳は国内が5800億円・北米2500億円・アジア2100億円・欧州600
億円でその他が1000億円と言う膨大な額です。
中国・メキシコに新工場を建設し益々競争力を付ける意向との事。

これに較べて非製造業は今だ増税の影響を引き摺って業績は余りよくない。
消費の低迷や原油安等が大きな原因と見られます。

15年3月期の上場企業決算発表は、海外での好調企業と、国内での
不振企業に大きく色分けされた感がありますね。


英国総選挙で保守党大勝利・英国EU離脱も現実化

2015-05-09 07:41:51 | Weblog

注目された英国総選挙の結果は保守党が単独過半数を獲得し大勝利
キャメロン首相の続投が決定しました。

経済性成長や財政再建が大きく評価されたものと思われます。

其れに引き比べて、労働党が大敗し、スコットランドの独立を目指す
地域政党スコットランド民族党が大躍進した。

英国は東欧出身の移民等やEUに対する反感等でEU離脱の国民投票
が大きな問題になって居ます。

キャメロン首相は選挙に勝てば国民投票を実施する事を表明して居る。

EU離脱に対する世論は賛成39%・反対40%と大変微妙です。

もしEU離脱すれば折角好調の英国経済は大きな打撃を受ける。
EU諸国への輸出には関税が課せられ、欧州の金融センターの地位も
揺らぐ。

移民減少で消費の冷え込む・雇用や投資にも大きな影響が出て来る。

キャメロン首相はEU離脱の国民投票と共に、スコットランド独立への
阻止が課題となりそうです。

英国のキャメロン首相は中国主導の世界金融システムに横穴を開ける
AIIBにいち早く賛同し注目されています。

日本にとっても英国の今回の総選挙は少なからず影響が大きい様な
気がしますね。