日本の経済は米国の経済の動向で大きく揺れます。
その米国の経済の指標の一つが毎月米国労働省から発表される前の月の
雇用統計です。
今回４月の米国雇用統計が発表されました。
一番注目されるのは、非農業者部門の失業者数です。
３年振りに増加数は２０万人台を超えて２３万人増えたと発表された。
失業率は是までと変わらず５・４％です。
日本の完全失業者数は２２８万人で今年の３月の失業率は３・４％だそうです。
是は米国と方式が異なるので比較するのは無理ですが、状況は似て居る様
ですね。
米国でフルタイム勤務希望でパートで働く人が６５８万人だそうです。
ただ６ケ月以上の失業者数は３万８千人減ったそうです。
労働参加率は６２・８％で日本より良いようですね。
賃金上昇率も前年同月比で２・２％拡大したとか。
何れにしても米国の雇用状況は好転しつつある様です。
是を受けて米国株価は騰がると予測され日本にとっては円安傾向が強まる
のではとも思われますね。
問題は何時米国が低金利政策から利上げをするかですね。
米軍は現在沖縄普天間基地に配備して居るMV22オスプレイ２４機の他に
新に本土の横田基地にCV22オスプレイ機１０機を配備すると日本政府に
通知したそうです。
新型輸送機オスプレイと言っても機種がMV22とCV２２があるそうです。
MV22は物資輸送や人員搬送等が主目的でこれに対してCV22は特殊作戦
用に開発された新型輸送機です。
兵員搬送用のＭＶ２２の事故率は１・９３だそうです。
米海兵隊のヘリを含む航空機平均事故率２・４５より低い。
一方特殊作戦用のＣＶ２２の事故率は１３・４７とダントツに高い。
これが今度１７年から横田基地に１０機配備される事となるのです。
米軍の防衛体制の事で日本政府は口出し出来ないのかも知れませんが、
危険が予知出来る事は出来るだけ避けたいですね。
米軍は沖縄をこれ以上刺激させないため本土の横田基地を選んだとも
言われて居るとか。
日本政府はオスプレイ機を１７機導入する事が決まりそうで安心したばかり
ですが、この問題で再び国内で導入反対運動が起きる可能性が出て来ました。
日本政府は痛し痒しですね。
