日々好日

さて今日のニュースは

介護と保育

2015-05-12 07:19:42 | Weblog

西日本新聞社の本日の社説は介護と保育を取り上げ将来を見据えた
一体化推進を提言するものでした。

まず団塊の世代が、全て75歳以上の後期高齢者になる2025年には
介護職員が約30万人も不足するとされています。

まだ10年先の話と楽観は出来ない様な厳しいものとなりそうです。

また2年先の保育需要のピークまでに新たな保育士が約7万人近く不足
すると見られて居ます。

人口流出が続く地方では高齢者・障害者・保育部門の人材確保は厳しく
なって来ます。

厚労省は山中間地に於ける高齢者介護・児童や障害者施設の統合等を
検討し、共生型福祉施設の整備し人材の融合を図る意向。

例えば高齢者が幼児と触れ合う「宅幼老所」等が挙げられる。

ただこの方法には現在の法体制では対応出来ない面があるので臨機
応変に地域にあった共生型福祉施設の整備を提言している。

現在はこういった施設の人材も厳しくなったが、システムを支える国民
の負担も増してきて居ます。

私の手許に介護保険料更正通知書が届けられた。

介護保険は私達が貰う年金から差し引かれます。

8月期受給分までの特別徴収の更正前と更正後の保険料の通知です。
通知書によると4200円も増えていました。

その分年金額がすくなくなります。

年金そのものが年々減額されてきて居るのに、こういった介護保険等は
年々騰がるばかりで本当に年金受給者にとって厳しくなるばかりですね。


安倍政権国会延長してでも成立させたい安保法案与党合意

2015-05-12 06:15:58 | Weblog

安倍政権が今国会の目玉にして居る新たな安全保障制に関する法案
が公明党との与党協議で全条文正式合意された。

集団的自衛権行使を可能とする武力攻撃事態法改正等には公明党が
異論を唱え是まで合意に至らなかったが急転直下合意された。

政府は直ちに14日閣議決定し安倍首相が記者会見で国民に法案の
狙いを説明するそうです。

なお法案は翌日15日国会提出今月下旬から審議が始まるとの事。

政府・与党は今国会を8月上旬まで延長して何が何でも法案成立を
目指す意向との事です。

新たな安全保障に関連する法案は武力攻撃事態法・周辺事態法等
現行法改正する10法案を一括した「平和安全法制整備法案。
後方支援恒久法の国際平和支援法案の2本立てとなる。

この法案の概要は下記の通りです。

武力攻撃事態法改正で存立危機事態を定義した。
是で集団的自衛権行使を可能とし、自衛隊武力行使範囲拡大された。

周辺事態法を重要影響事態法に改称した。
これで日本周辺だけでない後方支援が可能となった。
支援対象を米軍以外の他国軍まで拡大。

恒久法国際平和支援法案を新規立法した。
国際紛争に対処する他国軍支援を随時可能とした。

国連平和維持活動PKO協力法改正。
これで国際紛争の治安維持業務にも参加可能となった。

何れにしても日本が是まで守って来た專守防衛から大きく一歩
踏み出す事となります。

それだけ国際社会への仲間入りが出来、大きな発言力を持つ事
になるが、それだけ戦争に巻き込まれる危険性も増えた事になる。