ケリー米国国務長官は中国を訪問し南シナ海南沙諸島等の岩礁埋め立てを
行う中国に懸念を表明し中止を申し入れた。
現在中国はフィリピン・ベチナム・台湾と帰属問題で紛糾中の南沙諸島等に
領有権を主張し岩礁を埋め立てて滑走路とか６階建て施設建設を強行して
居ます。
中国は太平洋覇権のためにも、また海中に眠る地下資源を獲得するために
何としてもてに入れたい島です
そのため南沙諸島は中国の領土であくまで主権を守ると強行姿勢を崩しま
せん。
中国は今は米国を凌ぐ強国となった自信が無茶を通す根拠です。
米国も昔の勢いはなく中国に押しきられて放しです。
中国は遙か遠くベトナム沖の南沙諸島に理屈をつけて自国と称し早い者
勝ちとばかり実質占有を図り石油掘削作業をはじめ、人工島に滑走路まで
作り米軍機まで脅す程になった。
現在中国が主張する九段線領有権は南シナ海の全てを含み中国領有と
言う無茶苦茶な論法です。
当然中国から遙か離れたベトナム沖の南沙諸島獲得がターゲットです。
ただこの無理が通れば益々中国は我がもの顔でのさばり我が国が南シナ海
を通る事さえままならなく恐れが出て来ました。
我が国だけでなく多くの國が困る事になります
遣り方は尖閣諸島問題とおなじ遣り方です。
現在此方は日本が歴史的資料で抗弁し、米国の後楯があるので迂闊に
手出し出来ない状態です。
しかしクロをシロと言い含める事が得意な中国の事韓国と組んで日本叩き
で米国と日本にくさびを打ち込もうとしています。
針小棒大に独り歩きした南京事件や歴史認識等現在自国が平気で行って
居るウイグル・チベット問題は、さておき非難をして居ます。
中国にも事情がある様です。
反日運動は國の不満を打ち消す道具にされ、中国共産党が強行して国論
形成携わって居るとしています。
何時まで中国の遣りたい放題を野放しにしておくのでしょうか？
しかし南シナ海で紛争中のベトナムフイリピン等は中国主導のシルクロード
経済圏構想の一帯一路やＡＩＩＢに賛同し中国依存度を高めて居るのは何とも
解せない事です。
矢張りカネの問題は別で中国がコワイのでしょうね。