現在日本では原発は原則的には稼働していません。
一番早く電子力規制委員会の厳しい安全基準に達したとして再稼動の
内諾を得た九州電力の川内原発1・2号機ですが、あらゆる事態に対応
出来る様にと更に安全基準が厳しくされ、当初の再稼動時期が延ばしに
延ばされています。
現在1号機は、使用前検査を原子力規制委員会に申請し前検査実施
中だが、いまだ許可が出ず、7月の再稼動もアヤシクなって来た。
続いて2号機については九電側は6月10日使用前検査に入り8月下旬
燃料装填し9月原子炉再稼動と計画しています。
しかしどちらも、再稼動は可成り伸びそうとの事です。
規制委員会も考えられるあらゆる事態に対応出来る安全基準で再稼動
を許可しないと、もしもの時責任が問われます。
ただあらゆる事態に対応出来る安全基準は強大な自然相手ではどだい
無理な話です。
どの様な事が起きるか予測不能なのが自然です。
現在世界一、厳しい安全基準と言われながらもなお厳しさが求められて
居るのは、人間の命の大切さと経済性との兼ね合いですね。
現在の流れから言うと、永久に原発再稼動はあり得ないとさえ思えます。
さてどうなるのか、川内原発1号機再稼働時期が注目されます。