公的年金を扱う日本年金機構で、ウイルスメールを開披し不正アクセスを
許し年金情報125万件も外部に流出したと発表した。
全くその脆弱さには呆れ果てますね。
膨大な年金の極く一部だと言う向きもあるが自分のデーターが流出して居る
かと思うとぞっーとしますね。
今後是が悪用されたら社会的影響は数知れません。
一度流出した情報はもう手の施し様がなく、運の悪さを嘆くだけか?
流出した情報は一人一人の基礎年金番号、氏名・住所・受給年額等で今後
勝手に住所変更や振り込み先変更も可能となり年金が貰えなくなる可能性
も出てきました。
流出された機構は流出した分の番号変更、今週中に対象者に注意喚起の
文書を送る事を表明した。
しかし125万と言う膨大な数です。
速やかな対処が出来るのか?
機構は今後安易に年金の住所変更等には応じない様対処すると言う事で
一応は安心です。
今回の事件はウイルスが組み込まれた電子メールの添付ファイルを無造作
に開披したことからウイルスが入り込みネットワ-クに不正アクセスされた。
また発見まで可成りの時間が経過していたが警察のサイバー犯罪対策課が
動き情報流出を確認した。
送られたメールは数十件あって、二人の職員が貼付ファイルを開披したが
ウイルスは新種だったとか。
問題は125万件の内55万件も情報管理に必要なパスワードが掛けられて
てないお粗末です。
もっともプロのハッカー等はパスワード等歯牙にも掛けないでしょうが、防衛策
としては不可欠なものです。
是では政府が絶対安心と力説して居るマイナンバー制度本当に安心
出来るのでしょうか?
マイナンバーは年金と違い影響は較べものにならないほど大きい。
どの様な筋がこんなお恐れた犯罪を行ったのだろうか?
自己顕示欲が強いハッカーか?一儲けを企む不逞の輩か?
それとも社会混乱を企てるテロ集団?
海外からのサイバー攻撃も考えられますね。
日本はサイバー攻撃に弱いと言われるが今回の事件で見事実証された。
因みに社会保険オンラインシステムへの不正アクセスは確認されて居ない
との事で、この基幹システムから機構のネットワークに移された情報が流出
したとの事。
情報管理をして居る日本年金機構の安全管理体制に問題がありそうだ。