厚労省の人口動態統計報告で2014年度の我が国の合計特殊出生率が
1・42人で又低下傾向にある事が判明した。
益々少子化の歯止めが効かなくなって来た様だ。
2014年度赤ちゃんの出生数は100万3532人で過去最低を更新。
合計特殊出生率とは15歳から49歳の女性の年齢別出生率を合計した
数値で、一人の女性が生涯生む子供の数を推定する指標となります。
我が国の合計特殊出生率の推移は昭和元年の1925年5・11人と
非常に高かった。
戦後1947年第一次ベビーブームでは4・54人でした。
その後上下し1974年は2・05人で翌年は2・0人を割りました。
2005年は史上最低1・26人を記録少し上昇して来たが2013年は
1・43人そして2014年が1・42人と下がって来ました。
2014年度都道府県の合計特殊出生率の最高は沖縄県1・86人。
宮崎・島根・長崎1・66人と続きます。
最も低かったのは東京都1・16人で京都・北海道・奈良1・27人となる。
出生時の母親の年齢は前年比で20代30代が減る傾向にあって
40代が増える傾向にあると言う。
第一子出産時の母親の平均年齢は30・6歳で晩産化が進んで居る。
因みに同時に発表され結婚したカップルの数は64万3740組。
死亡者数は前年より4584人増えた。
死亡原因はガンが28・9%でトップ。心臓疾病15・5%。肺炎9・4%
なお2014年死亡者数は127万3020名で戦後最大。
人口自然減は26万9484名で過去最多の減少を記録。