日々好日

さて今日のニュースは

出生率1・42人14年度赤ちゃん100万人余過去最低

2015-06-06 08:30:48 | Weblog

厚労省の人口動態統計報告で2014年度の我が国の合計特殊出生率が
1・42人で又低下傾向にある事が判明した。

益々少子化の歯止めが効かなくなって来た様だ。

2014年度赤ちゃんの出生数は100万3532人で過去最低を更新。

合計特殊出生率とは15歳から49歳の女性の年齢別出生率を合計した
数値で、一人の女性が生涯生む子供の数を推定する指標となります。

我が国の合計特殊出生率の推移は昭和元年の1925年5・11人と
非常に高かった。

戦後1947年第一次ベビーブームでは4・54人でした。
その後上下し1974年は2・05人で翌年は2・0人を割りました。

2005年は史上最低1・26人を記録少し上昇して来たが2013年は
1・43人そして2014年が1・42人と下がって来ました。

2014年度都道府県の合計特殊出生率の最高は沖縄県1・86人。
宮崎・島根・長崎1・66人と続きます。

最も低かったのは東京都1・16人で京都・北海道・奈良1・27人となる。

出生時の母親の年齢は前年比で20代30代が減る傾向にあって
40代が増える傾向にあると言う。

第一子出産時の母親の平均年齢は30・6歳で晩産化が進んで居る。

因みに同時に発表され結婚したカップルの数は64万3740組。
死亡者数は前年より4584人増えた。
死亡原因はガンが28・9%でトップ。心臓疾病15・5%。肺炎9・4%

なお2014年死亡者数は127万3020名で戦後最大。
人口自然減は26万9484名で過去最多の減少を記録。


令状無しのGPS捜査は違法?

2015-06-06 07:45:41 | Weblog

広域窃盗事件の公判で大阪地裁は裁判所の令状無しでGPS捜査で
得た資料は証拠能力がないと判決を出しました。

刑事訴訟法ではGPS運用に関する規定はなく別の裁判長は違法で
はないと言う判決を出しています。

テレビドラマでは簡単に容疑者の車にGPSの端末を密かにつけて
容疑者の位置を割り出して逮捕に至ると言うストーリーになって居る
が是が法的にはプライバシー侵害で違法捜査と言う事らしい。

現在の法体制では犯罪容疑者のプライバシー・権限が必要以上に
守れて居る様な気がしてならぬ。

容疑者の指紋採取も本人の了解がないと証拠能力はないと採用
されません。

これは犯罪容疑者を過剰に保護する事にならないか?

GPS捜査も未然に次の犯罪を防止する事もあると言う事であれば
然るべき理由になると思われます。

犯罪が確定するまで容疑者に過ぎないので権限は守られるべきと
言う事は理解できます。
これが罪を犯した犯罪者まで保護してないか?

我が国は法治国家ですから、何人も公平で法の暴走は許されません。

しかし犯罪抑制・早期発見の為にはイチイチ容疑者の了解とか裁判所
の許可を取って居ては解決しない場合もあります。

ただこの法律がないと暴走する恐れは多分にありますね。

冤罪・プライバシーの侵害はコワイが、犯罪の摘発や防止は徹底して
貰いたいと云う相い反する面もある。

犯罪捜査の難しい処ですね。