日々好日

さて今日のニュースは

中国の日本食品輸入規制緩和されるか

2015-06-22 07:24:34 | Weblog

中国は福島原発事故を捉えて日本産食品輸入規制強化を進めて居ます。

福島・宮城・茨城・栃木・群馬・埼玉・千葉・東京・新潟。長野10都道府県の食品輸入禁止を
今尚持続しています。

その他放射能汚染と関係ない他道府県の野菜・果物・乳製品・茶葉まで放射性物質検査証明
の提出を輸入の条件として居ます。

これはどう考えても保護貿易と言われるものです。

日本全体の食品は汚染されていると言う風聞被害からの措置ですが事故後4年経った今も
持続されて居るのは異常です。

今回日中国交悪化後始めて日本と中国の局長クラスの協議が開かれました。

昨年の日本から中国への農水産物輸出額は622億円で、香港・米国・台湾に次いで4位でした。

因みに昨年の日本の農水産物輸出額は6117億円でした。

香港が1343億円・米国932億円・台湾837億円・中国622億円です。

農産物はお菓子148億円・清酒115億円・リンゴ86億円。
水産物ではホタテ447億円・真珠245億円・さば115億円。
特に香港への真珠の輸出は178億円と大変多い。

日本は米国に次いで農水産物を中国から輸入し輸出とのバランスは輸入超過です。

中国食品は安全性に問題があると言われながら安さと量で中国依存度が増して来て居る。

一方中国は富裕層の増加で、食品の安全性や、より高級な食品を求める傾向にあってこの際
日本産食品の輸入規制緩和となれば中国への農水産物の販路拡大に繋がる可能性が、出て
来たとも云えます。

是非成功させて貰いたいですね。


世論調査回答で安保法案違憲56%・今国会成立反対63%

2015-06-22 06:31:08 | Weblog

日本の将来を大きく左右する恐れがある、集団的自衛権行使の安全保障法制関連法案に
ついて、共同通信社が全国電話世論調査を行いその結果を発表した。

一番関心の安保法案は憲法に違反して居るか否やですね。

回答では56・7%が違反と答え、29・2%が否と回答。

次に安保法案に対し賛成か否か。

58・7%が反対と回答し、賛成は27・8%。

安保法案の今国会成立に反対か否か。

成立反対が63・1%で賛成が26・2%。
理由とし説明不足を挙げるのが84・0%となった。

法案成立後自衛隊が戦争に巻き込まれるリスクが高くなると73・1%が回答した。

これらの一連の回答から我々は何を感じ取るべきか?

結論から言えばこの安保法案は違憲で反対、説明不足でもっと慎重に審議すべきと言う
答えが出て来そうだ。

ただ現在の世界状況と日本の置かれた立場を考えると、そう理想論でばかりでは国民の
生命や財産が守れない現実があると言う立場の人が3割近く居ると言う事です。

自衛隊はハッキリ言って憲法違反ですし、集団的自衛権行使は現憲法下では憲法違反です。

しかし日本が独立国としてやって行くには最低限の武装は必要となってきます。

我が子に喧嘩に負けても遣られ放しになれと言う親は居ません。
男なら相手をやっつける位の覇気を持てと普通の親は言いますね。

是と理屈は同じではないでしょうか?

前の大戦の痛手が余りにも大きかった。

戦争はイヤダ、二度と参加したくないと言うのが国民の偽らざる本音です。

しかし日本国がなくなるかも知れない時に、それが通用するかです。

英知だけでは切り抜けない時もあって時には受けて立つと言う気概がなくては独立国とは
言えませんね。

問題は日本の将来の舵取りをどうして行くかです。

何れにしても理想か、現実か選択する事が迫られて居ます。

なお政府は今国会の会期を9月下旬まで大幅延長してでも、この安保法案を成立させたい
意向の様です。

私達が選択した一強他弱の国会構成がどの様な結果をもたらすか?