日々好日

さて今日のニュースは

来年度予算の骨太方針はどう決まるのか?

2015-06-09 08:10:43 | Weblog

 

毎年6月になると来年度予算の基本的方針が盛られる骨太方針が閣議決定
され来年度予算に向けて動き出します。

今年もソロソロその様な時期になって来ました。

安倍総理はドイツで開催されたG7首脳会議で我が国は財政再建と合わせて
経済成長の二本立てで進む事を公言しました。

この相反する政策を巧く遂行出来る自信があっての表明でしょうが、これは大変
な事です。

経済にテコ入れすれば、財政に負担がかかり、財政再建を優先すれば、経済
成長が鈍ると言うのが普通の常識です。

其処をどの様に遣るのか、来年の国家予算を占う上でも、閣議決定される安倍
政権の来年度予算の骨太方針を是非拝見したいものです。


1~3月期GDP年率換算でプラス3・9上方修正

2015-06-09 07:11:37 | Weblog

日本経済は本格的に上向いて来たのか?
内閣府は1~3月期の実質GDPの改定値を発表し、前期比で1・0%
プラスで年率換算でプラス3・9%と上方修正をした。

これはやっと企業側がサイフの紐を緩め設備投資にカネを出し始めた事
によると見られて居るが、肝心の個人消費の回復は遅れて居ます。

設備投資速報値では前期比で大きく2・7%上方修正された。
発表された法人企業統計等で、小売業・電力・サ-ビス業等の投資拡大に
よるものです。
企業収益改善で老朽設備更新や作業省力化投資が増加して来たため。

個人消費では円安で物価上昇が消費拡大の障害となって居てイマイチです。

 因みに景気実感に近いとされる名目GDPは前期比2・3%プラスでした。
年率換算で9・4%となったそうです。


G7首脳宣言閉幕・一応中国とロシア非難するも足並みは

2015-06-09 06:27:05 | Weblog

今朝の各社の新聞はドイツで行われた先進国G7首脳会議サミットの
結果発表が大きなスペースを割いて居ます。

G7サミットは自ら先進国と名乗る米・英・仏・独・伊・加・日7ケ国の
首脳が人権問題とか世界の流れ等大局に立って世界をリードして
行こうと言う趣旨で運営されています。

これは冷戦時代出来た機構なので当時共産圏だったロシア・中国
等の大国はカヤの外です。

又現在世界を動かして居るBRICsの新興国やアフリカ等が主に
経済問題等で話あうのがG20首脳会談です。

従って現在はG7の存在価値が問われ事実今回中国AIIB問題で
G7の結束力はガタガタになったとも言われています。

現在のG7を支えて居るのは米国と日本で後のEU国は経済問題
で中国へなびいて居ると言ってもおかしくない。

またロシアもウクライナ問題で欧米と対立していますが、強固な
米国に対しドイツ・フランスはエネルギイー問題なので微妙態度を
とっています。

日本も北方領土問題を抱えプーチン大統領訪日の成否がかかり
微妙な立場にあります。

そんな中でのG7首脳会議でした。

議長国のドイツのメルケル首相やフランスのオランド大統領が動き
どうやら中国の南シナ海や、ロシアのウクライナ危機に対して一応
非難するG7首脳宣言を採択して閉幕しました。

だが欧州と日米の温度差を露呈させた首脳会議でもあった。

今回も安倍首相は、首脳の端に追いやられ、中心は米国のオバマ
大統領やメルケン独首相でした。

来年は日本がG7の議長国になって開催が予定されています。
さて日本の役割はどうなるのでしょうね。

因みに今回のG7首脳会議では過激集団イスラム国・気候変動の
温室効果ガス削減問題・AIIB問題等も話し合われたとか。

少しは世界情勢はましになったのでしょうか?