日本経済の牽引力となって居る大手商社7社の2016年3月期連結決算が出揃い
損失の総額は1兆2919億円に上がった事が明らかになった。
要因は資源安・エネルギィーの世界的価格下落で事業や資産の評価が引き下げられ事
による損失によるもの。
資源安は原料輸入の国内製造業にはプラスでも商社に取ってはそれだけ、儲けも減り
マイナスとなります。
また世界的にも中国等新興国需要低迷も日本大手商社には多いに影響が出て来た。
資産価値評価・投資事業収益の悪化で減損処理を取らざる得ず赤字転落した商社が
大部分であった。
業界2強とされる三菱商事・三井物産共に大きく赤字転落した。
また豊田通商も赤字転落であった。
伊藤忠・丸紅は共に減収ではあるが大きな純益が出た。
住友商事は黒字転換で双日も純益を延ばした。
各商社は使う事業内容で収益を大きく分けた様ですね。