東京証券取引場第1部上場の995企業2016年3月期の業績が発表されました。
其れによると企業合計純利益は前期比で3・3%減、4年振り減益と判明した。
因みに本業の実力を示す経常利益も0・2%減であった。
一時持て囃されたアベノミクス効果も威力が落ちて来たのでしょうか。
世界経済の動向で振り回され円高が企業業績や株価を引き下げ、それに熊本地震まで
加わり悪化したものと思われます。
勿論円高だけでなく、資源安・中国を初め新興国の失速も大きく響いています。
日銀のマイナス金利は日銀の思惑が外れ余計日本経済に重くのしかかって来た。
反面外国人旅行者増で交通・消費関連企業の利益は伸びた。
専門家の見方は今までの需要の伸びに陰りが出てきたが、なお緩やかに伸びていると
云う見解らしい。