日々好日

さて今日のニュースは

16年1~3月期GDP速報値発表前期比で0・4%増、年率換算で1・7増か

2016-05-19 06:57:12 | Weblog

日本政府は1億総活躍プランではGDP600兆円を目標として居ます。

しかし日本の現実はGDP10%成長であれば上々で、最悪の場合はマイナス成長も
ありと云う厳しいものです。

そんな中で内閣府は16年1~3月期のGDP速報値を発表しました。

GDPは前年比で0・4%増で年率換算すれば1・7%と言う意外なプラス成長だった。

要因としては今まで低迷した個人消費が0・5%プラスとなった事が挙げられる。
また訪日外国人のインバウンド消費の好調も挙げられる。
しかし設備投資は1・4%減少し、輸入も減少して居るので本格的ではない。

政府は現状打破とし15年度補正予算や16年当初予算の前倒しで対処する方針。
熊本地震については16年補正予算7・7千億円を組んで対処する事とした。

政府は強腰で1億総活躍プランが実現したら、25年度賃金総額30兆円・21年度には
GDP600兆円も夢でないとの構想です。

しかし果たしてそう巧く行くでしょうかね?

 

 


政府骨太方針素案提示するが殆ど既存政策焼き直しか?

2016-05-19 06:20:34 | Weblog

政府は来年度予算の大まかな指針となる骨太方針素案を提示した。

骨子は下記の通り。

1億総活躍プランの子育て支援・消費喚起政策への財政出動。
財源はアベノミクス効果で挙がった成果活用。
消費税10%引き上げを前提に策定する。
予算・税制による消費喚起策や可処分所得の増加で環境整備。
再度プレミアム商品券発行を行い全国一斉セール開催。
中長期的観点から外国人受け入れ検討。
GDPを600兆円に引き上げる目標を掲げる。
基礎的財政収支の黒字化目標堅持する。

誠に結構な骨太素案ですが、殆どが今までの政策の焼き直しとも云え目新しいものなし。
財源となるアベノミクス効果の成果そのものが疑わしい。
問題が多い1億総活躍プランを引き出さねばならない程、手詰まりの様だ。

1億総活躍プランは女性・高齢者等の潜在的力を総動員してGDP600兆円達成。
希望出生率1・8人達成。
介護離職ゼロ。
成長と分配の好循環と誠に結構な目標達成を目指す。

これが紙の上に描かれた餅にならない事を願う。