沖縄うるめ市で結婚直前の女性が今年4月末から行方不明になった。
警察は容疑者の元海兵隊員で基地に努めて居る軍属から事情聴取を行い、供述から
遺体を米軍基地近くで発見し米軍軍属を殺人と遺体遺棄容疑で緊急逮捕した。
米兵の逮捕は日米地位協定では、公務の場合日本には逮捕権がないとされて居ますが、
今回は、軍属とは云え家族三人で沖縄に居住する民間人である事と、公務外と云う事
ははっきりして居ます。
しかし逮捕は出来ても、裁判権については日米同盟の観点から微妙と云わざるを得ない。
下手をすれば身柄引き渡し米国送還し米国で裁判と云うケースも考えられます。
政府は伊勢志摩サミットでオバマ大統領訪日を間近に控え厄介な事が起きたと迷惑顔。
また辺野古移設問題で基地反対運動が加速するのを恐れて居る様です。
沖縄ではまたかと県民は怒って居る。
米軍基地がある限りこの様な事件が続く事は予想されます。
しかし日本の安全保障問題が絡み問題はそんなに簡単ではない様です。
沖縄は今も米軍に占領されて居ると言うのが現実で占領されて居る以上この様な事件が
起きても日本は手も足も出せない。
逮捕された元海兵隊員は殺された女性とは何の面識もなく、欲望の赴くままに事件が
起きた可能性が高い。
なお殺された女性はどうやら日が暮れてからウオーキングを常として居たらしく、この点
では基地に住む女性としては無防備と言われて仕方ないかも知れませんね。
襲った犯人が悪い事は百も承知ですが、すきを見せた事もまた責められる。
世の中そんなに甘いものではない事を肝に命じておくべきでは・・・