日本経済の牽引役の上場企業の16年3月期の連結決算も大方出揃いました。
注目される純利益集計がどうやら阿倍内閣成立以降初の減収になった模様。
突然襲った熊本地震や世界経済先行き懸念による円高が大きな要因。
それに日銀が打ち出したマイナス金利は逆に金融機関の収益を圧迫して、日銀
の思惑とは大きく違って来て居る事です。
企業の設備投資支援等への貸し出し増等、とてもじゃないと云う処です。
これでは消費税増税再延期が加速しそうとか。
どうやら阿倍首相は伊勢志摩サミットで世界経済安定協調を理由に消費税の
再延期を選び、今国会会期末に消費税2年程度延ばし、16年度第2次補正
予算案編成を表明する方針が強くなった模様。
とうとう踏み切るか?
庶民としては有り難いが、国家財政の事考えると果たして良い選択なのか
疑問が残りそうですね。