裁判員裁判の存続に関わるとされた、暴力団員の声掛けに関する裁判で福岡地裁は
裁判員裁判の根幹を揺るがしかねないとし、元組員一人には懲役1年執行猶予3年
もう一人には請託罪を認めず懲役9月執行猶予3年の刑を言い渡しました。
この事件は組幹部の初公判後、同級生だった裁判員に宜しく頼むと声を掛けた事が
判明して起きた。
暴力員組員から無言の威圧を掛けられたと言う事で事件として取り上げられた。
誰だって同級生とは言え組関係の人から声掛けられればビビりますね。
ましてやあんた等の顔は覚えとるけねと声掛けられると恐怖心が先立ちますね。
こう言う事は裁判員裁判制度が施行される時から予測出来た事です。
裁判制度改革と美名の元に結局傷つくのは国民です。
私は裁判員裁判制度には反対で裁判は矢張りシロウトが手を出すものでないと
確信して居ます。
今回の組幹部の裁判は裁判員と補助裁判員8名中5名が辞任して結局裁判員を
除外して裁判官のみで判決を下したそうです。
なお今回裁判員への声掛け事件を受け裁判員の安全確保のため、地裁等は
送迎や付き添いをつける様にしたとか。
其処までして裁判員裁判制度を守るのは何故だ?