トランプ大統領就任で憂慮されて来た事が現実になって来た様だ。
トランプ氏は早速TPPから永久離脱と言う署名をしました。
オバマ氏と日本が進めて来た環太平洋連携を全面否定し保護貿易の殻に閉じこもる事を
宣言した。
また返す刀で日本の車市場の不公平糾弾した。
予想された事とは言え日本にとっては大きなショックです。
米国は今後NAFTAの見直しとなり将来的には破棄も臭わせて居る。
是で米国のための経済が成り立って行くのか疑問です。
TPP協定は環太平洋地域で自由に貿易が出来る様に話し合ったもので、米国と日本が
リードして話を進めて来た。
日本は是以上は言う処まで譲りどうにか合意にもって言った経緯があるがそれがトランプ氏
の一言で反古となってしまった。
これは米国にとっても大変不幸な事だと思う。
トランプ氏は目の先の事で米国の将来や世界経済が読めなくなったのか?
それとも故意にそうして居るのか?
日本の車市場の不公平さを上げて過去の日米摩擦を再現させ米国自動車メーカーに迎合しよう
としているのか?
確かに日本での米車輸入は少ない其処で日本は米車への関税はゼロにして居る。
だが狭い日本での米車は不向きです。
狭い路地が多い日本では大型米車は向かない。
それに燃費効率が悪い米車は誰も買おうとしません。
しかし米国は米車が世界一で購入しないのは馬鹿だと尊大な対応が今も続いて居ます。
その点ドイツ車は日本の実情合わせ右ハンドル・小型化・燃費改良と企業努力して日本での
販売を延ばしています。
此処で日米貿易を見て見ると、米国の日本からの輸入は1311億ドルで全体の5・8%
日本への輸出は624億ドルで全体の4・2%で米国にとっては問題にならない数値です。
日本への貿易赤字は全体の8・7%に過ぎず対中国の48・2%に比べると比較にならない。
しかし日本は過去に米国赤字の50%超えと言う時代があって日米貿易摩擦の古傷ある。
それが今でも日本に対し誤った考えを植え付け居る様で、その代表がトランプ氏の様だ。
日本は米国の日本車叩きに対し米国現地生産に切り替えました。
米国自動車の内680万台4割は日本車と言われその半分は米国現地生産だそうです。
日本車は故障が少ない・燃費がよい等の理由で米国で販売を伸ばして来ました。
トヨタ・ホンダ等米国現地生産で販売を伸ばし、現地雇用に貢献してきました。
トヨタは過去30年間で2500万台を米国現地生産し従業員13万6千人以上雇用。
日本の会社の現地化は全体で7849社で現地企業は6878社で全体の87・6%
米企業との合弁会社は504社で現地起業の会社は882社だそうです。
兎に角日本企業が米国に深く関わって居る事をトランプしは無視しょうとして居る。
イヤ誤った日本感を利用して一部米国人に迎合しようとしています。
是は今後の日米関係によい影響はもたらさないと思います。
はっきり言って日本をナメテ貰っては困る。
日本も覚悟の程を示して欲しいですね。