教育については先生達の自己犠牲によって成り立つ反面があります。
近頃はサラリーマン先生が主流とは言え大半は教育に没頭する余り労働問題を
度外視する先生結構居る様です。
若い先生の中にはもう5時になったのでとさっさと帰る先生も居るとか。
教育熱心な先生は校長の注意を無視して遅くまで居残る。
或いは自宅に持ち帰り仕事をする。
聞く処によるとこの様な先生が多いと聞く。
今回朝日新聞が小学校・中学校の先生達の勤務時間を調査して発表しています。
労働基準法では週40時間以内が原則となって居ます。
何らかの理由があれば例外的に認められますが、長時間労働は禁止され罰則もある。
今長時間労働等で悪質企業はブラク企業として企業名を公表され叩かれて居ます。
処が公的機関の教育界は例外的に外されています。
医者・学校の先生は聖職で一介の労働者でなく自己犠牲で仕事に従事する事を要求
されて来ましたね。
朝日新聞の調査によると週60時間超えの仕事が、お医者さんが40%です。
是に対し週60時間超え勤務の小学校教諭は72・9%。
中学校教諭が実に86・9%でした。
小学校教諭で規定の40時間以内は27・1%で中学校教諭は13・1%でしか
なかったそうです。
恐らく中学校になると課外授業等で時間オーバーするケースが多かったのでしょう。
教育の場に労働基準法を持ち出すのは些かとまどいを感じますが、先生と言えども
労働者です、そこの処をどう納得するか?
大変難しい問題ですね。