現在は大学までが義務教育みたいで誰でも大学に行くのが当然の世の中ですね。
我々世代にとっては羨ましい限りです。
昔は大学に進学出来るのは、経済的困らない人・頭の良い人に限られ、大半はその下
で懸命に働く働きばちになる様なシステムでしたね。
従って大学受験は難しく入学出来れば将来が約束されて居ました。
今は誰でも自分に相応する大学に入れます。
そのため大学入試センター試験で自分の学力が確認出来無理せず大学入試が可能です。
大学も各駅大学と蔭口叩かれる様沢山の大学が生まれました。
しかし現在は大学は出ても職に就くのは大変難しい様ですね。
私には当然大学受験と言う苦しい思い出はありません。
現在の高校の教育が、大学入試のための教育に偏って居る様で余り賛成出来ませんね。
今年の通常国会は今日召集されます。
今国会の早急な問題と一つが陛下の生前退位に関する事です。
憲法に天皇の地位は国民の総意に基づくと明らかに書いてあるので、天皇の都合で辞める事は
憲法上は出来ない事になって居ます。
ただ陛下の心情で国民として沿って上げる事は当然の事と思います。
有識者会議等の提言を参考に政府は一代限りの生前退位を認める方向で検討しています。
是に対し民進・共産・自由・社民の野党４党は退位を恒久制度化する皇室典範の改正が望ましい
として居ます。
政府は生前退位の恒久化は強制退位や恣意的退位が生ずる危険があるので反対の立場です。
また皇室典範の全面的改正となると相当時間を費やし陛下の御意に添えない場合も出て来るので
今回は最小の解釈を使い分け対処する意向。
皇室典範から独立させ陛下一代限りで認める特別法で対処。
皇室典範附則に根拠規定を設けて特別法設定。
恒久制度化の典範改正。
この３案に絞られるが、政府はどうやら皇室典範附則の根拠規定を設け特別法制定を目指す様。
国会開催に当たり各党・会派から２月中旬以降、個別に意見聴取し国民の総意を見つけるて
３月中旬までに取り纏め国会見解を出す事で合意したとの事。
さてどの様な見解になるのか楽しみですね。
政府が心配する、生前退位が各党の政治の道具にならない事を祈る。
一時は官僚の天下り問題が社会的関心を呼び大きな話題となってい居た。
たしか民主党政権時代が一番喧しく言われて居たようですね。
退官した高級官僚は２年間出身関連の外郭団体等への天下りを禁止する法案が出来たが
是には抜け道があり余り効果はなく、その後官僚と言えども再就職する権利はあるとか
何とかで官民人材交流センターを設立して就職斡旋を一元化し一応終息した様です。
しかし抜け穴があって就職先を渡り歩く「渡り」は現存して居ると言う噂はあった様。
処で今回文科省で、省ぐるみで高級官僚を天下り斡旋した疑惑が出て国家公務員法違反
の疑いが急浮上して来た。
この問題で文科省事務次官が内閣府の再就職等監視委員会に調査に虚偽の説明をして居た
事が判明して事務次官は引責辞任する事となった。
また是に関わった文科省幹部７名も処分される事となった模様。
この様な斡旋はこれまで数十件に及ぶ悪質なものとの情報もあるそうです。
今回文科省で発覚したが是より相当悪質な天下り斡旋が各省庁に潜在して居るとの噂が
流されて居ると言う。
天下りは根が深いですね。
高級官僚にとっては退官後の再就職は今までの業績の評価でもあるので、下手な所には
再就職出来ない面目がある。
現役官僚も我が身可愛さに無理をしても上司を相当な所に押し込んで貸しを作る。
そして自分も、やがて部下からそうして貰う。
これでは永遠に天下りはなくなりませんね。
