政府は地域を限定して超法律的規制緩和を行い思いの儘行政履行が出来る特区制度を
考え出して乱用して居ます。
特区制度は中国が深セン等中国4都市を経済特区に指定し成功した事から世界各地で
行われる様になった。
日本はこれまで色々の経済特区制度を施行して来たが、今は阿倍政権が行う地方創成
事業の「総合特区制度」が進められてますね。
ギャンブル法と言われるカジノ法はその代表的政策です。
地方創成のため地域限定して国家公認の博打を許容する政策です。
私の地域では本来酒造法で禁じられているドブロク製造が一定の条件に合えば正々
堂々とドブロクの製造と販売が出来るそうです。
是も総合特区に指定されたお陰です。
何処の地区も、総合特区指定で地方創成を果たそうと懸命ですね。
処で先日の新聞報道では、訪日観光客増加に対応して、観光ガイド制度法を改正し
国家資格のない人の有料ガイドを認め、特区外での活動も容認すると報じられてます。
特区制度乱用は規制緩和には役立って居るが其処は其処で別の問題が起きて来ますね。
何処でも誰でも安易に有料ガイドの商売が出来ると言う事らしい。
ただ特区外のガイドは該当自治体で研修を受け「地域通訳案内士」となって居るが・・
悪質ガイドが業者と結託し旅行者からカネを毟り取らない様監視が必要ですね。