ロバート・B・パーカー 1989年 ハヤカワ・ミステリ文庫
亡くなった作家つながり。サリンジャーより、私としては、こちらのほうが残念、ロバート・B・パーカーが亡くなってしまった。
スペンサーシリーズは、十代後半から二十代前半で、夢中になって読んでた。
最初に読んだ「失投」が昭和60年12月の4刷の文庫を持ってるんで、高校でるころに手にとったんだろうか。
次の「約束の地」が昭和62年の文庫版を持ってて、以降は文庫版が出たらすぐに買っている。その後、待ち切れなかったり、本買うカネに余裕ができたりで、単行本へと移行して、日本語訳が出るたび新作を読んできた。
「残酷な土地」は第8作かな。今回、パーカーのスペンサーシリーズを一冊とりあげるのに、どれでもよかったんだけど、これを挙げたのは、読み始めから最後まで、いちばん勢いよく読んだ作品かもしれないって思ったから。
この作品では、スペンサーは美人記者のボディーガードって仕事をしてますが、例によって物語のなかで、登場人物はそれぞれの内面をかかえつつ、スリリングに展開していくんだけど。
終盤で、スペンサーが怒りにかられて、ものすごく暴力的になります。そこんとこが、すごく印象的で魅力的だったのが、もっとも鮮明に記憶に残ってる作品です。
亡くなった作家つながり。サリンジャーより、私としては、こちらのほうが残念、ロバート・B・パーカーが亡くなってしまった。
スペンサーシリーズは、十代後半から二十代前半で、夢中になって読んでた。
最初に読んだ「失投」が昭和60年12月の4刷の文庫を持ってるんで、高校でるころに手にとったんだろうか。
次の「約束の地」が昭和62年の文庫版を持ってて、以降は文庫版が出たらすぐに買っている。その後、待ち切れなかったり、本買うカネに余裕ができたりで、単行本へと移行して、日本語訳が出るたび新作を読んできた。
「残酷な土地」は第8作かな。今回、パーカーのスペンサーシリーズを一冊とりあげるのに、どれでもよかったんだけど、これを挙げたのは、読み始めから最後まで、いちばん勢いよく読んだ作品かもしれないって思ったから。
この作品では、スペンサーは美人記者のボディーガードって仕事をしてますが、例によって物語のなかで、登場人物はそれぞれの内面をかかえつつ、スリリングに展開していくんだけど。
終盤で、スペンサーが怒りにかられて、ものすごく暴力的になります。そこんとこが、すごく印象的で魅力的だったのが、もっとも鮮明に記憶に残ってる作品です。