森博嗣 2009年 集英社新書
ちょっと前に、同じ著者の「科学的とはどういう意味か」を読んだら、たいそう面白かったので、興味をもって他の新書もポチポチ読んでみようと思ってる。
とりあえず今回読んだのは、これ。
「人生の目的は、自由だ」と断言して、それを達成するためにはどうしたらいいのかという考えがつづられている。
簡単そうなフレーズにみえるけど、ぢゃあ「自由」って何だってとこから、ちゃんと始まっている。
思ったようになることなのかもしれないけど、ぢゃあホントに思ったことができるようになるには、まず明確に目標定める(思う)ことが大事だし、それに向かってチャレンジしてかなきゃなんない。
ヒマだからって、欲しいものを見つけないで、獲得する努力もしないで、ダラダラしてんのは自由とは言わない。
そんで、いろんな支配から解放されることを目指さなきゃいけない。
支配には、見えるものも見えない巧妙なものもあるけど、そういう何かが支配しようとしてることを自覚しないと始まんない。
このへん、「会」と名のつくものとか「式」と名のつく集まりに半ば強制されるようにズルズル参加することとか、ダイエットには食事を減らせばいいのにダイエット食品を売る企業がスポンサーになってるマスコミは何か食べることをPRしてるとか、そういう危険性に関する具体的な記述があるとこは、妙におもしろい。
結局、大切なことは、自分のアタマで考えることなんぢゃないかと思う。
自分自身の思い込みとか決めつけから脱して、自由な発想をすることが、自身の自由につながる。
最近、私は、森達也氏であったりホリイ氏であったり、もっと自分で考えようよってタイプの本を読むのが好きになってるんで、本書もかなり気に入りました。
理系のひとの書くものは明確で、読んでて視界がクリアになる。
ちなみに、著者は小説を書いてデビューするにあたり、「今までにないものを書けば、そこそこ需要があると考えた。ビジネスチャンスとして、手堅い方法を選択したのである。」らしい。
ちょっと前に、同じ著者の「科学的とはどういう意味か」を読んだら、たいそう面白かったので、興味をもって他の新書もポチポチ読んでみようと思ってる。
とりあえず今回読んだのは、これ。
「人生の目的は、自由だ」と断言して、それを達成するためにはどうしたらいいのかという考えがつづられている。
簡単そうなフレーズにみえるけど、ぢゃあ「自由」って何だってとこから、ちゃんと始まっている。
思ったようになることなのかもしれないけど、ぢゃあホントに思ったことができるようになるには、まず明確に目標定める(思う)ことが大事だし、それに向かってチャレンジしてかなきゃなんない。
ヒマだからって、欲しいものを見つけないで、獲得する努力もしないで、ダラダラしてんのは自由とは言わない。
そんで、いろんな支配から解放されることを目指さなきゃいけない。
支配には、見えるものも見えない巧妙なものもあるけど、そういう何かが支配しようとしてることを自覚しないと始まんない。
このへん、「会」と名のつくものとか「式」と名のつく集まりに半ば強制されるようにズルズル参加することとか、ダイエットには食事を減らせばいいのにダイエット食品を売る企業がスポンサーになってるマスコミは何か食べることをPRしてるとか、そういう危険性に関する具体的な記述があるとこは、妙におもしろい。
結局、大切なことは、自分のアタマで考えることなんぢゃないかと思う。
自分自身の思い込みとか決めつけから脱して、自由な発想をすることが、自身の自由につながる。
最近、私は、森達也氏であったりホリイ氏であったり、もっと自分で考えようよってタイプの本を読むのが好きになってるんで、本書もかなり気に入りました。
理系のひとの書くものは明確で、読んでて視界がクリアになる。
ちなみに、著者は小説を書いてデビューするにあたり、「今までにないものを書けば、そこそこ需要があると考えた。ビジネスチャンスとして、手堅い方法を選択したのである。」らしい。
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