諸星大二郎 2008年 集英社ヤングジャンプ・コミックス・ウルトラ
諸星大二郎のSFっぽいマンガ。
同じシリーズの短編を一冊にしてあって、単行本化するときに加筆・修正したらしく、読んでてまとまりがあってうれしい。
ヒトと動物と植物との遺伝子が混ざり合ってしまっている世界。
植物はヒトの形をしてるし(ヒトニグサみたい)、鳥もヒトの形をしてるし(これは“鳥類図譜”などでもおなじみ)、ヒトも他の生物の遺伝子が発現してきちゃうと、動物みたいな顔になったり羽が生えてきちゃったりする。
なんかいろんなものが、生物だろうと無生物だろうと融合して、姿を変えていくのは、諸星マンガの基本というか王道なんで、らしさがあっていい。
「暗黒神話」とか「妖怪ハンター」なんかが小難しいと感じちゃう(普通の)ひとにも、「生物都市」とかと同様に、諸星入門編としてもオススメできるのではないかという気がする。
収録作と発表年度は以下のとおり。(「幕間劇」は単行本描き下ろし)
・「野菜畑」(2000年)
・幕間劇1「難民」
・「養鶏場」(2000年)
・幕間劇2「サトル1」
・「案山子」(2006年)
・幕間劇3「花」
・「百鬼夜行」(2007年)
・幕間劇4「サトル2」
・「シンジュク埠頭」(2007年)
・幕間劇5「サトル3」
・「風が吹くとき」(2008年)
諸星大二郎のSFっぽいマンガ。
同じシリーズの短編を一冊にしてあって、単行本化するときに加筆・修正したらしく、読んでてまとまりがあってうれしい。
ヒトと動物と植物との遺伝子が混ざり合ってしまっている世界。
植物はヒトの形をしてるし(ヒトニグサみたい)、鳥もヒトの形をしてるし(これは“鳥類図譜”などでもおなじみ)、ヒトも他の生物の遺伝子が発現してきちゃうと、動物みたいな顔になったり羽が生えてきちゃったりする。
なんかいろんなものが、生物だろうと無生物だろうと融合して、姿を変えていくのは、諸星マンガの基本というか王道なんで、らしさがあっていい。
「暗黒神話」とか「妖怪ハンター」なんかが小難しいと感じちゃう(普通の)ひとにも、「生物都市」とかと同様に、諸星入門編としてもオススメできるのではないかという気がする。
収録作と発表年度は以下のとおり。(「幕間劇」は単行本描き下ろし)
・「野菜畑」(2000年)
・幕間劇1「難民」
・「養鶏場」(2000年)
・幕間劇2「サトル1」
・「案山子」(2006年)
・幕間劇3「花」
・「百鬼夜行」(2007年)
・幕間劇4「サトル2」
・「シンジュク埠頭」(2007年)
・幕間劇5「サトル3」
・「風が吹くとき」(2008年)
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