辻仁成 1991年 集英社
最近、身辺をめぐる報道がかまびすしかったりする、話題の著者だが。
そういやあ何か一冊もってたっけかなと思って、さがしたら出てきた。
当時なんで読んだんだったか、忘れた。まあ、新しいものを読もうと思ってたころではある。
カイってのは、主人公の少年の名前。1980年生まれで、いま10歳というのが、物語の舞台の時代。
その齢になっても、ろくに口きかないし、感情を表にだすことない、ちょっとヘンな子。
自閉症専門の医者にかかるために都会(新宿あたり?)に出てきた日に、両親の手を振り切って逃走、見つからなくなってしまう。
そして、会ったばかりの何人かの少年少女たちに、あろうことか、救世主とあがめられる。
それはただの思い込みだろって感じのほうが強いんだけど、やがてある種の超能力を使う場面が描かれて、あれれ、本気だったの、って思わされる。
新たな人類の進化を予感させるって方向性なんだろうが、なんだか、よくわかんない話なんだけどね。
よくわかんないと思った証拠に、他の著作は読んでないんだよね、私は。
最近、身辺をめぐる報道がかまびすしかったりする、話題の著者だが。
そういやあ何か一冊もってたっけかなと思って、さがしたら出てきた。
当時なんで読んだんだったか、忘れた。まあ、新しいものを読もうと思ってたころではある。
カイってのは、主人公の少年の名前。1980年生まれで、いま10歳というのが、物語の舞台の時代。
その齢になっても、ろくに口きかないし、感情を表にだすことない、ちょっとヘンな子。
自閉症専門の医者にかかるために都会(新宿あたり?)に出てきた日に、両親の手を振り切って逃走、見つからなくなってしまう。
そして、会ったばかりの何人かの少年少女たちに、あろうことか、救世主とあがめられる。
それはただの思い込みだろって感じのほうが強いんだけど、やがてある種の超能力を使う場面が描かれて、あれれ、本気だったの、って思わされる。
新たな人類の進化を予感させるって方向性なんだろうが、なんだか、よくわかんない話なんだけどね。
よくわかんないと思った証拠に、他の著作は読んでないんだよね、私は。
