丸谷才一 1993年 文藝春秋
きのう、ちょっと古風な文体の小説について採りあげたんで、その続きで、丸谷才一。
作品はいくつか読んだんで、どれでもよかったんだけど、「女ざかり」。
ちなみに、このタイトルにカナをふると「をんなざかり」。
いわゆる旧仮名づかいで書かれてます。
>「いいのよ、さうぢやないのよ。違ふのよ」
みたいに。
でも、決して読みづらかったりしません。美しい日本語ですし。
小説としては、とにかくうまい。プロット、キャラ、文章、全部うまいです、面白いよねーとつぶやきながら読ませられちゃう感じ。
計算されたクラシック音楽みたいに(←ちょっと意味不明)

ちなみに私自身は、ふだん文章を書くとき、「じゃ」ぢゃなくて「ぢゃ」を用いますが、これは決して「YAWARA!」に出てくるぢいさんのマネしてるわけぢゃありません。
「~ぢゃない」っていうのは、「~“で”はない」が縮まったっていうか音便で発音そうなったものだと思いますんで、「ザジズゼゾ」行の「じゃ」ぢゃなくて「ダヂヅデド」行の「ぢゃ」を使うのが筋だと思ってるからです。
きのう、ちょっと古風な文体の小説について採りあげたんで、その続きで、丸谷才一。
作品はいくつか読んだんで、どれでもよかったんだけど、「女ざかり」。
ちなみに、このタイトルにカナをふると「をんなざかり」。
いわゆる旧仮名づかいで書かれてます。
>「いいのよ、さうぢやないのよ。違ふのよ」
みたいに。
でも、決して読みづらかったりしません。美しい日本語ですし。
小説としては、とにかくうまい。プロット、キャラ、文章、全部うまいです、面白いよねーとつぶやきながら読ませられちゃう感じ。
計算されたクラシック音楽みたいに(←ちょっと意味不明)

ちなみに私自身は、ふだん文章を書くとき、「じゃ」ぢゃなくて「ぢゃ」を用いますが、これは決して「YAWARA!」に出てくるぢいさんのマネしてるわけぢゃありません。
「~ぢゃない」っていうのは、「~“で”はない」が縮まったっていうか音便で発音そうなったものだと思いますんで、「ザジズゼゾ」行の「じゃ」ぢゃなくて「ダヂヅデド」行の「ぢゃ」を使うのが筋だと思ってるからです。