今日は、何となく憂鬱だった。朝、フジTVで、長井さんが射殺されたシーンを見たからだ。写真は、現場の近くにあるスーレーパゴタ。市の中心部。
天安門の二の舞にならないようにと祈っていたが、二の舞になった。しかも、日本人が巻き込まれてしまった。これは、想定外だった。映像を見る限り、絶対、故意。他の国だったら、空を撃つなり、催涙ガスを使うなりして、命は奪わないだろう。相手は、丸腰だ。
ミャンマー国軍の統率力のなさか、もともと殺してもよいという指令が出ていたのか。
確か、ミャンマー国軍は、日本軍がその基礎を作ったはず。
いずれにしても、ミャンマー政府は、統治能力のなさと、国際感覚のなさを、改めて露呈した。
こうなってしまったからは、本格的な民主化への道を歩むか、北朝鮮への道を歩むかしかなくなってしまったかもしれない。少なくとも、現政権下のミャンマーに行く気はしなくなった。人の命を、何とも思わない支配者を利することになるからだ。支配者に能力がないということは、どうしようもなく、情けないことだ。
悲しい。
合掌。