2月10日、17日と鎌倉をぶらぶらしたので、訪れた寺社をご紹介したい。
まずは、寿福寺。今回訪れた中では、一番格上。鎌倉五山の第三位。門の左手前に見えるダンゴみたいな塔は、ここが五山だということを表している。
源頼朝の奥さんの北条政子が、臨済宗を日本にもたらした栄西を招いて建立(1200年)した。栄西は、日本に茶の習慣を伝えたことでも有名。禅と茶と伝えた栄西の、武家文化に対する貢献は、極めて大きい。
中門までは行けるが、その先は入れない。中門に続く石畳など、落ち着いた雰囲気を醸し出す。元々は、源頼朝の父義朝の屋敷跡とされる。
中門から中を見ると、こんな感じ。地蔵菩薩立像など、一部のお宝は、鎌倉国宝館で拝むことができる。
お寺の墓地には、様々な有名人(大仏次郎、高浜虚子、陸奥宗光など)が眠るが、一番有名なのは、北条政子と源実朝のお墓である。これは、北条政子のお墓。源実朝が暗殺された後、鎌倉幕府は、北条家が支配していくことになる。元が攻めてきて、たいへんな世の中になっていくのだが。