かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

京都その11 大覚寺

2008年02月10日 | Kyoto・Osaka・Shiga ( Japan )
今日は、いい天気で、気温も上がったので、鎌倉を散策。14,000歩の行程だった。
コースは、鎌倉駅寿福寺英勝寺浄光明寺岩舟地蔵海蔵寺化粧坂葛原岡神社銭洗弁天佐助稲荷鎌倉駅。梅も結構咲いてて、雪も残る中、春の臭いも感じられた。

京都に話を戻そう。
清涼寺から、少し北に行くと、大覚寺がある。嵯峨野を代表するお寺だ。平安時代に、嵯峨天皇が、離宮嵯峨院を建立したのが始まりで、弘法大師様も何度も訪れたという。嵯峨天皇の皇女内親王が大覚寺に改め、今に至っている。南北朝時代に、南朝の御所となり、南北朝時代を終結させる講話会議もここで、開かれた。



これは、寝殿から、庭と唐門を見たところ。右近(うこん)の橘(たちばな)が手前に見える。反対側には、佐近の梅が植えられている。



御影堂(みえどう)。嵯峨天皇、弘法大師らが祀られている。



勅封心経殿(ちょくふうしんぎょうでん)。嵯峨天皇ら6人の天皇の写経が納められている。勅封というぐらいで、中は、見れない。



大覚寺を有名にしているのは、この大沢池。シーズンオフで、全部を見ることはできなかったが(一応立ち入り禁止だった)、古い池であることはわかる。嵯峨天皇の離宮時代の庭池で、日本最古の庭園池だ。中国の洞庭湖を模して作られた。それで、庭湖(ていこ)とも呼ばれる。

季節のいい時に、もう一度訪れたいところだが、この静けさは、味わえないかもしれない。ご覧のとおり、大沢池には、誰もいなかった。
コメント
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