さらに北西に進んだところに、海蔵寺がある。元は、真言宗のお寺があった場所に、鎌倉時代に一旦寺が再建されたが再び廃寺となり、現在のお寺は、14世紀に、上杉氏家により再建されたものである。禅寺である。
仏殿は、浄智寺から18世紀に移築されたもので、薬師三尊像を安置する。ご本尊の胎内には、仏面が納められているが、公開は、61年に一度とのことである。
庫裏は、江戸時代のもので、見事な茅葺屋根。
庭も有名だが非公開。手前の庭には、雪が残る中(2/10)、花も咲き始めており、まさに季節の変わり目であった。
ちょっと奥に、十六個の穴が開いた十六ノ井があるが、弘法大師様が掘ったものとされ、今も水が湧いている。
明日は、ちょっと留守するので、お休みの予定。