かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

マニラ

2008年10月05日 | Thailand・Vietnam・Phillipines

スポーツの秋とは、よく言ったもので、今日の午後は、スポーツ番組のオンパレードだった。特に、日本女子オープン(ゴルフ)は、最後まで、白熱したゲームだった。宮里藍さんが(優勝はできなかったが)、かつての勢いを取り戻してきたように見えたのは、嬉しかった。



マニラは、二回目だった。前回は、ちょうど十年前だから、実質初回のようなものだ。今回も、ビジネス街であるマカティ地区中心だったが、ちょっと歴史地区も行ったので、ご紹介。天気は、悪かったけど。



リサール公園は、19世紀の独立運動家であるホセリサールの記念碑を中心とした公園だ。マニラ湾の夕陽を臨めるスポットとしても人気がある。



その北に、イントラムロスがある。16世紀にスペイン人が作った城砦だ。サンチャゴ要塞は、その軍事拠点だが、催しがあるとのことで、中には、入れなかった。



マニラ大聖堂は、カトリック布教の大本山で、元々16世紀に造られたが、今の建物は、50年前に、再建されたものだ。





サンアングスチン教会は、スペイン最古の教会で、世界遺産に指定されている。第二次世界大戦で、殆どの教会が破壊された中で、かろうじて残った。ただし、ご覧の通りの惨状で、保存状態は悪い。
一見欧羅巴風だが、地震や、台風にも耐えられる、フィリピン仕様になっているそうだ。中国風の、狛獅子らしきものも見えるのだが、気のせいか。



サンアングスチン教会の回りには、旧市街が残されている。これは、カーサマニラという当時の邸宅。



イントラムロスの南側にLAPU-LAPU像のある公園があった。LAPU-LAPUは、16世紀当時の部族長で、マゼランの要求を拒否し、結局殺害した。それが、フィリピンの英雄なのだ。奥に見えるのは、政府観光省のビルだ。



近くには、旧大蔵省のビルもあった。この辺りは、昔の官公庁街だったのだろう。

リサールにしても、ラプラプにしても、植民地政策に抵抗した人が英雄になっているのは、東南アジア共通の事象である。

ということで、マニラの雰囲気をちょっぴり味わった。

コメント
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